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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform 使用の手引


3.9.3 スワップ先の決定

グループ管理表をもとにスワップ元の履歴情報表より後に作成した表で未使用状態の表を検索し,スワップ先を決定します。スワップ元の履歴情報表より後に作成した未使用状態の表がないときは,スワップ元の履歴情報表より前に作成した履歴情報表から未使用状態の表を検索し,スワップ先を決定します。

テストモード使用時は,スワップ先の表の状態が使用済みの状態でもスワップ先として決定します。

履歴情報表の満杯を検知したときや履歴情報書き込み中の障害発生時に,UAP履歴情報グループ内に未使用状態の履歴情報表がなくスワップ先を決定できなかったときは,トランザクション関連定義のtrn_aph_swap_err_downオペランド指定値に従い,KFSB50957-Eメッセージを出力してプロセスダウンまたはトランザクションをロールバックさせます。