CBLEEMCP('DCTCN ') - コネクションの解放
- 〈このページの構成〉
機能
コネクションを解放します。
コネクションの解放後,MCP後処理トランザクションを起動します。
形式
- PROCEDURE DIVISIONの指定
CALL 'CBLEEMCP' USING 一意名1 一意名2
- DATA DIVISIONの指定
01 一意名1. 02 データ名A PIC X(8) VALUE 'DCTCN '. 02 データ名B PIC X(5). 02 FILLER PIC X(3). 02 データ名Z PIC S9(9) COMP VALUE ZERO. 01 一意名2. 02 データ名C PIC X(1). 02 FILLER PIC X(3). 02 データ名D PIC 9(9) COMP. 02 データ名E PIC X(9). 02 データ名F PIC X(9). 02 データ名G PIC X(9). 02 データ名H PIC X(9). 02 データ名I PIC X(9). 02 データ名J PIC X(9). 02 データ名K PIC X(9). 02 データ名L PIC X(9).
UAPで値を設定する引数
●データ名A
コネクションの解放を示す要求コードを「VALUE 'DCTCN△△△'」と設定します。
●データ名Z
0を設定します。
●データ名C
コネクション解放形態を設定します。この設定値は,eemcpcn定義コマンドの-fオプションのcnreleaseオペランドにrstを指定した場合に有効になります。finを指定した場合は,データ名Cの設定値に関係なくFINパケットを送信してコネクションを解放します。
- VALUE 'F'
-
RSTパケットを送信して,コネクションを強制的に解放する場合に設定します。
- VALUE 'N'
-
FINパケットを送信して,コネクションを解放する場合に設定します。
●データ名D
コネクションを解放するコネクションID数を設定します。1〜8の範囲で設定してください。
●データ名E,F,G,H,I,J,K,L
コネクションを解放するコネクションIDを設定します。コネクションIDの長さは最大8バイトです。コネクションIDの後ろは空白で埋めてください。
コネクションIDは,*を使って一括指定できます。一括指定は一つだけ指定できます。一括指定する場合は,データ名Cに1を設定しデータ名Dに「*」または「先行文字列*」の形式で設定してください。
「*」の場合はすべてのコネクションを解放します。「先行文字列*」の場合は先行文字列で始まるすべてのコネクションを解放します。
TP1/EEから値が返されるデータ領域
●データ名B
ステータスコードが,5けたの数字で返されます。
ステータスコード
|
ステータスコード |
意味 |
|---|---|
|
00000 |
正常に終了しました。 |
|
00001 |
TP1/EEの環境下にありません。 |
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00004 |
UOCから発行しているため,この機能は使用できません。 |
|
10003 |
データ名Aに設定した値が間違っています。 |
|
10005 |
データ名Zに設定した値が間違っています。 |
|
10008 |
データ名Dに設定した値が間違っています。 |
|
10009 |
発行条件が不正です。 |
|
10010 |
指定したコネクションIDの中に不正なコネクションIDがあります。 |
|
10012 |
データ名Cに設定した値が間違っています。 |
|
10027 |
システムエラーが発生しました。 |
|
10028 |
一部のコネクションの解放に失敗しました。 |
注意事項
コネクションの解放は非同期で行われます。したがって,この関数で返されるステータスコードが「00000」であった場合でも,コネクションの解放に失敗している場合があります。コネクションの解放結果はMCP後処理トランザクションで通知されます。