ee_mcp_utrace_put - ユーザトレースの取得
- 〈このページの構成〉
機能
ユーザ固有のトレースデータをMCPトレースに出力します。
出力したトレースデータは,eemcpedコマンドまたはeemcpdumpコマンドで編集できます。
形式
- ANSI C,C++の形式
#include <eemcp.h> int ee_mcp_utrace_put(unsigned short event_id, unsigned short datalen, char *buffaddr, EELONG flags)
UAPで値を設定する領域
●event_id
トレースを取得するイベントのイベントIDを設定します。0x0700〜0x0740の範囲のイベントIDを設定してください。
●datalen
トレースのデータ長を設定します(単位:バイト)。4〜32000の範囲のデータ長を設定してください。
●buffaddr
トレースデータが格納されているバッファの先頭ポインタを設定します。
●flags
EENOFLAGSを設定します。
リターン値
|
リターン値 |
意味 |
|---|---|
|
EE_OK |
正常に終了しました。 |
|
EECOMER_CNDUOC |
ee_mcp_utrace_put関数を使用できないUOCから発行しているため,この機能は使用できません。 |
|
EECOMER_ENVIRON |
TP1/EEの環境下にありません。 |
|
EEMCPER_ARGUMENT |
データ長以外の引数に設定した値が間違っています。 |
|
EEMCPER_CONDITION |
発行条件が不正です。 |
|
EEMCPER_MESSAGE_TOO_BIG |
データ長に32000を超える値を設定しています。 |
|
EEMCPER_MESSAGE_TOO_SHORT |
データ長に4未満の値を設定しています。 |
|
EEMCPER_STOP |
トラブルシュート機能が縮退中です。 |