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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/EE/Message Control Extension 使用の手引


ee_mcp_utrace_put - ユーザトレースの取得

〈このページの構成〉

機能

ユーザ固有のトレースデータをMCPトレースに出力します。

出力したトレースデータは,eemcpedコマンドまたはeemcpdumpコマンドで編集できます。

形式

ANSI C,C++の形式
#include <eemcp.h>
int ee_mcp_utrace_put(unsigned short   event_id,
                      unsigned short   datalen,
                      char             *buffaddr,
                      EELONG           flags)

UAPで値を設定する領域

●event_id

トレースを取得するイベントのイベントIDを設定します。0x0700〜0x0740の範囲のイベントIDを設定してください。

●datalen

トレースのデータ長を設定します(単位:バイト)。4〜32000の範囲のデータ長を設定してください。

●buffaddr

トレースデータが格納されているバッファの先頭ポインタを設定します。

●flags

EENOFLAGSを設定します。

リターン値

リターン値

意味

EE_OK

正常に終了しました。

EECOMER_CNDUOC

ee_mcp_utrace_put関数を使用できないUOCから発行しているため,この機能は使用できません。

EECOMER_ENVIRON

TP1/EEの環境下にありません。

EEMCPER_ARGUMENT

データ長以外の引数に設定した値が間違っています。

EEMCPER_CONDITION

発行条件が不正です。

EEMCPER_MESSAGE_TOO_BIG

データ長に32000を超える値を設定しています。

EEMCPER_MESSAGE_TOO_SHORT

データ長に4未満の値を設定しています。

EEMCPER_STOP

トラブルシュート機能が縮退中です。