ee_mcp_actle - 論理端末の閉塞解除
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機能
論理端末を閉塞解除します。
論理端末の閉塞解除後,MCP後処理トランザクションを起動します。
形式
- ANSI C,C++の形式
#include <eemcp.h> int ee_mcp_actle(EEMCPLEINF *info, int flags)
UAPで値を設定する引数
●info
閉塞解除する論理端末名を設定したEEMCPLEINF構造体ポインタのアドレスを設定します。
typedef struct ee_mcp_leinf {
int le_num;
char le_name1[9];
char le_name2[9];
char le_name3[9];
char le_name4[9];
char le_name5[9];
char le_name6[9];
char le_name7[9];
char le_name8[9];
}EEMCPLEINF;le_numには閉塞解除する論理端末数を1〜8の範囲で設定します。
le_name1〜le_name8には閉塞解除する論理端末名を設定します。論理端末名の長さは最大8バイトです。論理端末名の後ろはNULL文字を付けてください。
論理端末名は,*を使って一括指定できます。一括指定は一つだけ指定できます。一括指定する場合は,le_numに1を設定しle_name1に「*」または「先行文字列*」の形式で設定してください。
「*」の場合はすべての論理端末を閉塞解除します。「先行文字列*」の場合は先行文字列で始まるすべての論理端末を閉塞解除します。
●flags
EENOFLAGSを設定します。
リターン値
|
リターン値 |
意味 |
|---|---|
|
EE_OK |
正常に終了しました。 |
|
EECOMER_CNDUOC |
UOCから発行しているため,この機能は使用できません。 |
|
EECOMER_ENVIRON |
TP1/EEの環境下にありません。 |
|
EEMCPER_CONDITION |
発行条件が不正です。 |
|
EEMCPER_INFO |
infoに設定した値が間違っています。 |
|
EEMCPER_LE_NAME |
指定した論理端末名の中に不正な論理端末名があります。 |
|
EEMCPER_MEMORY_SHORT |
メモリ不足が発生しました。 |
|
EEMCPER_NUM |
le_numに設定した値が間違っています。 |
|
EEMCPER_OPTION |
flagsに設定した値が間違っています。 |
|
EEMCPER_PART |
一部の論理端末の閉塞解除に失敗しました。 |
|
EEMCPER_SYSERR |
システムエラーが発生しました。 |
注意事項
-
指定した論理端末名がUDP端末の場合は,該当ポートをオープンします。
-
論理端末の閉塞解除は非同期で行われます。したがって,この関数でのリターン値がEE_OKであった場合でも,論理端末の閉塞解除に失敗している場合があります。論理端末の閉塞解除の結果はMCP後処理トランザクションで通知されます。