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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/EE/Message Control Extension 使用の手引


4.5.1 論理端末の定義数

TP1/EEの受信スレッド作成数に関係して,MCPの論理端末の定義数には上限があります。

■MCPの受信スレッド作成数の上限
  • UDP全体:スレッドグループ数

  • TCP/IP(クライアント)全体:1

  • TCP/IP(サーバ):サーバ型コネクション(eemcpcn定義-yのmodeオペランドでserverを指定)であるeemcpcn定義-rオプションで指定したIPアドレスまたはホスト名と,ポート番号の組み合わせ数

TP1/EEのプロセス全体で作成できるスレッドの上限は1000です。MCP構成定義での指定範囲内の定義数であっても,TP1/EEのスレッド(処理スレッド,受信スレッド数など)の関係でTP1/EEが起動できなくなることがあるため,注意してください。

■MCPの論理端末数の上限

TCP/IPプロトコル使用時のサーバ型コネクション,クライアント型コネクションおよびUDPプロトコル使用時を含めた論理端末の上限は32000です。ただし,論理端末は,一つ以上定義してください。