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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/EE/Message Control Extension 使用の手引


eemcptcpstart(TCP/IP定義の開始)

〈このページの構成〉

機能

TCP/IPプロトコルを使用した通信に関する定義の開始を示します。

コマンドの形式

〔eemcptcpstart〔-o "〔con_addr=dynamic|static"〕〕

オプションの説明

●-o

(オペランド)

con_addr=dynamic|static

〜《static》

クライアント型コネクション(MCP構成定義(eemcpcn -y)のmodeオペランドでclientを指定)の場合,相手システムを動的に指定しコネクションを確立するかどうかを指定します。

dynamic

相手システムを動的に指定しコネクションを確立します。

クライアント型コネクションのeemcpcn定義の-oオプションを省略可能です。ただし-oオプションを省略したeemcpcn定義のコネクションIDに対し,eemcpactcnコマンド,ee_mcp_actcn(COBOL言語はCBLEEMCP('ACTCN '))APIを実行するとエラーになります。

static

相手システムを静的に指定しコネクションを確立(定義で指定した相手システムに対しコネクションを確立)します。クライアント型コネクションのeemcpcn定義の-oオプションを省略できません。

注意事項

この定義は,一度だけ定義してください。なお,定義の記述順序については,「4.1.2(3) 記述順序」を参照してください。