Hitachi

OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option メッセージ


KFSB55724-E

OBMサービストランザクションで障害が発生しました。OBM名/ロット名=aa....aa,種別=bb....bb,処理済通番=cc....cc,今回処理対象通番=dd....dd,処理種別=ee....ee,接続先サービスグループ名=ff....ff,接続先ノード識別子=gggg,理由コード=hh....hh,詳細コード=ii....ii

An error occurred in an OBM service transaction. OBM/lot name = aa....aa, type = bb....bb, sequence number of the processed record = cc....cc, sequence number of the record to be processed = dd....dd, processing type = ee....ee, connection destination service group name = ff....ff, connection destination node ID = gggg, reason code = hh....hh, detail code = ii....ii  (E+P+L)(2)(SUP)

OBMサービストランザクションで障害が発生しました。

aa....aa:OBM名とロット名
OBMトランザクション種別がNORMAL,SKIPの場合
  • ロットの階層が1階層のとき

    OBM名を表示します。

  • ロットの階層が2階層以上のとき

    OBM名のあとにアンダーライン(_)で区切って,2階層目以降のロット名を上位階層から順に表示します。

OBMトランザクション種別がOPEN,CLOSEの場合

OBM名を表示します。

bb....bb:OBMトランザクション種別

OPEN:OBMオープントランザクション

NORMAL:OBMノーマルトランザクション

SKIP:スキップデータUOCを呼び出したトランザクション

CLOSE:OBMクローズトランザクション

cc....cc:処理済み通番(10進数)
OBMトランザクション種別がNORMAL,SKIPの場合
  • バッチ形態がデータ型のとき

    これまでに処理したバッチデータの通番を表示します。

    ただし,通番が確認できなかったときは,*を表示します。

  • バッチ形態がイベント型のとき

    *を表示します。

OBMトランザクション種別がOPEN,CLOSEの場合

*を表示します。

dd....dd:今回処理対象通番(10進数)
OBMトランザクション種別がNORMAL,SKIPの場合
  • バッチ形態がデータ型のとき

    今回処理したバッチデータの通番を表示します。

  • バッチ形態がイベント型のとき

    *を表示します。

OBMトランザクション種別がOPEN,CLOSEの場合

*を表示します。

ee....ee:処理種別
OBMトランザクションの種別がNORMAL,SKIPの場合

STOP:今回処理したバッチデータを未処理として,OBMを強制停止します。

SKIP:今回処理したバッチデータを処理済みとして,OBMを強制停止します(バッチ形態がデータ型のときだけ)。

OBMトランザクション種別がOPEN,CLOSEの場合

STOP:OBMを強制停止します。

ff....ff:接続先サービスグループ名

接続先のTP1/EEのサービスグループ名を表示します。

BCMでOBMクローズトランザクションが動作した場合は,*を表示します。

gggg:接続先ノード識別子

接続先のTP1/EEが動作するTP1/Server Baseのノード識別子を表示します。

BCMでOBMクローズトランザクションが動作した場合は,****を表示します。

hh....hh:理由コード

理由コードの意味と対策を表に示します。

ii....ii:TP1/EEがトラブルシュートで使用する情報

(S)OBMを強制停止します。

(O)OpenTP1管理者に連絡してください。

〔対策〕理由コード一覧を見て対策してください。

理由コード

意味

対策

CHAINED_RBK

ee_trn_chained_rollback関数(thkindにEETRN_KILL,またはEETRN_ABRTを指定)が発行されました。

UAPで該当するAPIを発行した原因を調べてください。

COMMUNICATION

通信障害が発生しました。

このメッセージより前に出力されているKFSB55709-Eメッセージを参照して,対策してください。

CONNECT

OBM管理表のリソースマネジャを利用しない状態でトランザクションが開始されました。

このメッセージより前に出力されているKFSB50919-Eメッセージを参照して,原因を取り除いてください。

RBK_MARK

ee_trn_rollback_mark関数が発行されました。

UAPで該当するAPIを発行した原因を調べてください。

RETRY_RBK

TP1/FSPのee_trn_retry_rollback関数が発行されました。

ROLLBACK

その他の要因でロールバックしました。

このメッセージより前に出力されているKFSB50919-Eメッセージを参照して,原因を取り除いてください。

SEQNUM

通番不正です。

バッチデータ表の一連通番の抜けている範囲を確認してください。バッチデータ表を再作成するか,またはTP1/FSPのeeobmskipコマンドでスキップしてください。

SERVICE_NAME

サービス名不正により処理キュー登録に失敗しました。

サービス名決定UOCと,BCSのTP1/FSPのユーザサービス定義のobm_serviceオペランドの指定値に誤りがないかを確認してください。

SQL

OBM管理表のSQLで障害が発生しました。

このメッセージより前に出力されているKFSB45780-Eメッセージ,またはKFSB55782-Eメッセージを参照して,原因を取り除いてください。

STATUS

ほかのトランザクションによって,OBMの状態がこのトランザクションでコミットできない状態に更新されました。

BCMのTP1/EEで,次に示す現象が発生していないか確認してください。発生している場合は,その原因を調査してください。

  • BCMのTP1/EEプロセスが強制停止している。

  • BCMのTP1/EEで,KFSB55709-Eメッセージが出力されている。

TABLE

OBM管理表の構成が不正です。

このメッセージより前に出力されているKFSB45780-Eメッセージ,またはKFSB55782-Eメッセージを参照して,原因を取り除いてください。

THDDOWN

スレッドダウンが発生しました。

UAPがスレッドダウンした原因を調べてください。

TRANSACTION_LEVEL

トランザクションレベル名不正によって処理キュー登録が失敗しました。

このメッセージの前に出力されているKFSB45701-Eメッセージ,またはKFSB45702-Eをメッセージ参照して原因を取り除いてください。