Hitachi

OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option メッセージ


KFSB50919-E

xa関数の実行に失敗しました。cmd=aa....aa,rmid=bb....bb,RM=cc....cc,flags=dd....dd,rc=ee....ee,XID=ff....ff,dispo=gg....gg

An attempt to execute an xa function has failed. cmd = aa....aa, rmid = bb....bb, RM = cc....cc, flags = dd....dd, rc = ee....ee, XID = ff....ff, dispo = gg....gg  (E+P+L)(2)(SUP)

xa関数を実行しましたがエラーリターンしました。

aa....aa:エラーリターンしたxa関数種別

bb....bb:TP1/EEでリソースマネジャに割り振ったID

cc....cc:リソースマネジャ名(リソースマネジャ拡張子を含む)

dd....dd:xa関数実行のflags引数

ee....ee:xa関数のリターンコード

ff....ff:トランザクション識別子

xa関数種別がxa_open,xa_close,またはxa_recoverの場合は,*を表示します。

gg....gg:トランザクションが実行する処理種別

xa関数種別がxa_close,またはxa_recoverの場合は,*を表示します。

terminate:トランザクションを終了する。

thread down:スレッドダウンする。

process down:プロセスダウンする。

retry:回復スレッドにトランザクション決着処理を移行して再実行する。

force:処理を続行する。

(S)処理を続行します。

(O)OpenTP1管理者に連絡してください。

〔対策〕このメッセージが出力された場合は,リソースマネジャを利用しないでトランザクションが実行されていることがあります。このメッセージのリターンコード,および該当するリソースマネジャの保守情報があれば,その情報を基に障害を取り除いてください。障害が発生したリソースマネジャが起動していない場合は,該当するリソースマネジャを起動してください。

xa関数の種別がxa_open関数の場合,次の項目についても確認してください。

  • リソースマネジャとの接続数に問題がないか。

  • トランザクション関連定義のtrnstring定義コマンドで指定するxa_open関数用文字列に誤りがないか。