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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option メッセージ


KFSB50918-E

定義解析処理中にエラーが発生しました。理由コード=aaaa,オペランド名=bb....bb,オプション内容=cc....cc,詳細コード=dd....dd

An error occurred during definition analysis processing. reason code = aaaa, operand name = bb....bb, option information = cc....cc, detail code = dd....dd  (E)(2)(SUP)

定義解析時に障害が発生しました。

aaaa:理由コード

理由コードの意味と対策を表に示します。

bb....bb:障害が発生したオペランド名

cc....cc:障害が発生したオプション内容

理由コードが0013,0014のときは,HiRDB環境変数グループ識別子を表示します。

理由コードが0010,0019のときは,UAP履歴情報グループ名称を表示します。

dd....dd:TP1/EEがトラブルシュートで使用する情報

(S)処理を中止します。

(O)OpenTP1管理者に連絡してください。

〔対策〕理由コード一覧を見て対策してください。

理由コード

意味

対策

0001

trnstring定義コマンドとリソースマネジャ連携用オブジェクトファイル内のリソースマネジャ名が不一致です。

定義,またはリソースマネジャ連携用オブジェクトファイルを見直して,再実行してください。

0002

オプション内容に誤りがあります

オプション内容を見直して,再実行してください。

0003

定義の上限値を超える値が指定されました。

定義を見直して,再実行してください。

0004

リソースマネジャ連携用オブジェクトファイル内のリソースマネジャ名が重複しています。

リソースマネジャ連携用オブジェクトファイルを見直して,再実行してください。

0005

リソースマネジャにHiRDBを指定した場合のxa_close関数用文字列の上限値を超える値が指定されました。

定義を見直して,再実行してください。

0008

ステータスファイル関連定義のsts_fileless_useオペランドにYを指定していますが,トランザクション関連定義の指定値と矛盾があります。

次に示す原因が考えられます。定義を見直して,再実行してください。

  • リソースマネジャ連携オブジェクトファイルがリンケージされています。

  • トランザクション関連定義のtrn_transactional_rpcless_useオペランドを省略するか,またはNを指定しています。

0009

高速メッセージ送信関連定義のmch_send_err_rollbackオペランドにYを指定していますが,トランザクション関連定義の指定値と矛盾があります。

次に示す原因が考えられます。定義を見直して,再実行してください。

  • リソースマネジャ連携オブジェクトファイルがリンケージされています。

  • トランザクション関連定義のtrn_transactional_rpcless_useオペランドを省略するか,またはNを指定しています。

0010

UAP履歴情報取得機能で必要なオペランドが指定されていないか,指定値が不正です。または,指定値が重複しています。

オペランド名で示す定義の指定数,および指定値を見直して,再実行してください。

0011

TP1/FSPのトランザクション関連定義のtrnaphgroup定義コマンドで指定したリソースマネジャが存在しません。

トランザクション関連定義のtrnstring定義コマンドで指定したリソースマネジャを,trnaphgroup定義コマンドに指定してください。

0012

TP1/FSPのトランザクション関連定義のtrnaphputid定義コマンドで指定したUAP履歴情報グループが存在しません。または,UAP履歴情報グループの指定がありません。

TP1/FSPのトランザクション関連定義のtrnaphgroup定義コマンドで指定したUAP履歴情報グループを,trnaphputid定義コマンドに指定してください。

0013

トランザクション関連定義のtrnstring定義コマンドの-Oオプションで指定したHiRDB環境変数グループ識別子が,ほかのリソースマネジャの指定値と重複しています。

トランザクション関連定義のtrnstring定義コマンドの次のオプションを見直して,再実行してください。

  • -Oオプションで指定したHiRDBの環境変数グループ識別子が,ほかのtrnstring定義コマンドの-Oオプションの指定値と重複していないか。

  • -iオプションで複数のリソースマネジャ拡張子を指定していないか。

0014

トランザクション関連定義のtrnstring定義コマンドの-Oオプションで指定したHiRDB環境変数グループ識別子が,ほかのリソースマネジャの指定値と重複しています。

0015

オフラインバッチ(EEBPP)で不要なファイル(リソースマネジャ連携オブジェクトファイル)がリンケージされています。

UAP共用ライブラリ作成時のmakefileを見直してください。

0016

トランザクション関連定義のtrnstring定義コマンドの-nオプションにHiRDB以外のリソースマネジャ名が指定されています。

トランザクション関連定義のtrnstring定義コマンドの-nオプションの指定値を見直して,再実行してください。

0019

トランザクション関連定義trnaphgroupコマンドで指定した通番予約要求の閾値に,一括予約通番数以上の値を指定しています。

trnaphgroupの-lオプションで指定する通番予約要求の閾値には,-rオプションで指定した一括予約通番数未満の値を指定してください。

0020

hub_useの指定が'N'であるにもかかわらず,トランザクション関連定義trnstringの-uオプションを指定しています。

hub_useオペランドとtrnstringのオプションを見直して,再実行してください。

0021

非XA連携機能を使用したリソースマネジャが複数定義されています。

トランザクション関連定義trnstringの-uオプションの指定を見直して,再実行してください。

0022

トランザクション関連定義trnstringで指定したリソースマネジャ名がほかのtrnstringで指定したリソースマネジャ名と重複しています。

トランザクション関連定義trnstringの-nオプションと-iオプションの指定値を見直して,再実行してください。

0023

TP1/FSPのトランザクション関連定義のtrnaphgroup定義コマンドで指定したリソースマネジャが存在しません。

トランザクション関連定義のtrnstring定義コマンドで-uオプションを指定したリソースマネジャを,trnaphgroup定義コマンドに指定してください。