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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option メッセージ


KFSB55704-E

OBM開始/再開始要求を受け付けできませんでした。OBM名=aa....aa,理由コード=bb....bb,詳細コード=cc....cc

An OBM start or restart request could not be accepted. OBM name = aa....aa, reason code = bb....bb, detail code = cc....cc  (E+P+L)(2)(SUP)

OBM開始/再開始要求を受け付けできませんでした。

aa....aa:OBM名

bb....bb:理由コード

理由コードの意味と対策を表に示します。

cc....cc:TP1/EEがトラブルシュートで使用する情報

(S)OBM開始/再開始処理を中止します。

(O)理由コード一覧を見て対策してください。

理由コード

意味

対策

ALREADY

同一のOBM名が指定されたTP1/FSPのeeobmstartコマンドを受け付け済みです。

または,同一のOBM名で次のコマンドのどれかを実行中です。

  • eeobmcancel

  • eeobmchgtrn

  • eeobmskip

しばらく待ってからeeobmstartコマンドを再実行してください。

BCS

実行できるBCSがありません。

BCSのTP1/EEを起動してください。

CONNECT_DATA

バッチデータ表のリソースマネジャを利用しない状態でトランザクションが実行されました。

OpenTP1管理者に連絡してください。

CONNECT_OBM

OBM管理表のリソースマネジャを利用しない状態でトランザクションが実行されました。

OpenTP1管理者に連絡してください。

CONNECT_OPEN

OPEN状態管理表のRMを利用しない状態でトランザクションが実行されました。

OpenTP1管理者に連絡してください。

HB_START

メモリ不足のため,ハートビートの開始に失敗しました。

OpenTP1管理者に連絡してください。

LIMITS_OVER

TP1/FSPのeeobmstartコマンドの同時実行数が,TP1/FSPのOBM構成定義のobminit定義コマンドに指定する,-pオプションのmaxobmstartオペランドの指定値を超えました。

TP1/FSPのeeobmcltlsコマンドを実行してください。しばらく待ってからeeobmcltlsコマンドを再実行し,表示されるeeobmstartコマンドの数が減ってから,eeobmstartコマンドを再実行してください。

LOT_NAME

TP1/FSPのeeobmstartコマンドの-lオプションで指定されたロット名は,TP1/FSPのOBM構成定義のlotdef定義コマンドで定義されていません。

eeobmstartコマンドの-lオプションで指定したロット名が正しいかを確認してください。

LOTPOOL

TP1/FSPのOBM構成定義のobminit定義コマンドに指定する,-pオプションのlotpoolオペランドに指定した実行用ロットプールが不足しました。

TP1/FSPのeeobmstatlsコマンドを実行してください。しばらく待ってからeeobmstatlsコマンドを再実行し,未実行状態でないOBMの数が減ってから,TP1/FSPのeeobmstartコマンドを再実行してください。

MEMORY

メモリが不足しました。

OS全体のメモリ使用状況を確認してください。

NOT_OPEN

OBMをOPENしていません。

eebcmtbllshコマンドでOPENしているBCMを確認してください。

OBM_NAME

TP1/FSPのeeobmstartコマンドの-oオプションで指定されたOBM名は,TP1/FSPのOBM構成定義のobmdef定義コマンドで定義されていません。

eeobmstartコマンドの-oオプションで指定したOBM名が正しいかを確認してください。

OBM_TYPE

TP1/FSPのeeobmstartコマンドの-oオプションで指定されたOBM名はデータ型のOBMですが,-lオプションが指定されました。

eeobmstartコマンドの-oオプションで指定したOBM名が正しいか確認してください。

RETURN_VALUE

OBM開始/再開始UOCでユーザが設定する項目の設定値が不正です。

OpenTP1管理者に連絡してください。

STATUS

OBMの状態がTP1/FSPのeeobmstartコマンドを受け付けられない状態です。

TP1/FSPのeeobmstatlsコマンドを実行して,OBMの状態がeeobmstartコマンドを実行できる状態か確認してください。

SQL_DATA

バッチデータ表でSQLエラーが発生しました。

OpenTP1管理者に連絡してください。

SQL_OBM

OBM管理表でSQLエラーが発生しました。

OpenTP1管理者に連絡してください。

SQL_OPEN

OPEN状態管理表でSQLエラーが発生しました。

OpenTP1管理者に連絡してください。

TABLE

バッチデータ表の構成に誤りがあります。

OpenTP1管理者に連絡してください。

UOC_ERROR

OBM開始/再開始UOCがエラーリターンしました。

OpenTP1管理者に連絡してください。

〔対策〕理由コード一覧を見て対策したあとで,TP1/FSPのeeobmstartコマンドを再実行してください。

理由コード

対策

CONNECT_DATA

このメッセージより前に出力されているKFSB50919-Eを参照して原因を取り除いてください。

CONNECT_OBM

このメッセージより前に出力されているKFSB50919-Eメッセージを参照して,原因を取り除いてください。

CONNECT_OPEN

このメッセージより前に出力されているKFSB50919-Eメッセージを参照して,原因を取り除いてください。

HB_START

メモリ関連定義のmax_mem_sizeオペランド,およびsystem_work_sizeオペランドの指定値を変更し,メモリ領域を確保してください。

RETURN_VALUE

このメッセージより前に出力されているKFSB45701-Eメッセージ,またはKFSB45702-Eメッセージで表示されるUOCが設定した値を参照して,原因を取り除いてください。

SQL_DATA

このメッセージより前に出力されているKFSB45780-Eメッセージ,またはKFSB55782-Eメッセージを参照して,原因を取り除いてください。

SQL_OBM

このメッセージより前に出力されているKFSB45780-Eメッセージ,またはKFSB55782-Eメッセージを参照して,原因を取り除いてください。

SQL_OPEN

このメッセージより前に出力されているKFSB45780-Eメッセージ,またはKFSB55784-Eメッセージを参照して,原因を取り除いてください。

TABLE

このメッセージより前に出力されているKFSB45705-Eメッセージ,KFSB45706-Eメッセージ,またはKFSB45780-Eメッセージを参照して,原因を取り除いてください。

UOC_ERROR

このメッセージより前に出力されているKFSB45701-Eメッセージで表示されるUOCが設定したexitコードを参照して,原因を取り除いてください。