Hitachi

OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option メッセージ


KFSB55320-E

COBOL後処理に必要なCOBOLサービスルーチンのローディングに失敗しました。理由コード=aaaa,詳細コード1=bbbbbbbb,詳細コード2=cccccccc

An attempt to load COBOL service routines required for subsequent COBOL processing has failed. reason code = aaaa, detail code 1 = bbbbbbbb, detail code 2 = cccccccc  (E+P+L)(2)(SUP)

COBOL言語を使用する場合に,後処理に必要なCOBOLサービスルーチンのローディングに失敗しました。後処理をしません。後処理をしない場合に,スレッドの強制終了/再起動を繰り返すと,リソースが不足するおそれがあります。また,UAPの障害発生時に異常終了時の要約情報リストを採取できません。

aaaa:理由コード

理由コードの意味と対策を表に示します。

bbbbbbbb:TP1/EEがトラブルシュートで使用する情報

cccccccc:TP1/EEがトラブルシュートで使用する情報

(S)処理を続行します。

(O)OpenTP1管理者に連絡してください。

〔対策〕理由コード一覧を見て対策してください。

理由コード

意味

対策

0033

COBOLライブラリのオープンに失敗しました。

TP1/EEに対応するCOBOL言語がインストールされていて,かつプロセス関連定義のcobol_langオペランドで指定したCOBOL製品のライブラリが存在することを確認してください。

COBOL製品のライブラリを次に示します。

AIXの場合

COBOL85:/opt/HILNGcbl/lib/libcbl85.a

COBOL2002:/opt/HILNGcbl2k/lib/libcbl2k.a

Linux (x86)の場合

COBOL85:/opt/HILNGcbl/lib/libcbl85.so

Linux (EM64T)の場合

COBOL2002:/opt/HILNGcbl2k64/lib/libcbl2k.so

問題がない場合で,直前にほかのメッセージが出力されているときは,そのメッセージに従って,原因を取り除いてください。メッセージが出力されていないときは,保守員に連絡してください。

0034

COBOLサービスルーチンのアドレス取得に失敗しました。

インストールされているCOBOL言語のバージョンがTP1/EEに対応しているかどうか,確認してください。COBOL言語のバージョンが対応している場合で,直前にほかのメッセージが出力されているときは,そのメッセージに従って,原因を取り除いてください。メッセージが出力されていないときは,保守員に連絡してください。

0035

インストールされているCOBOL言語のバージョンが01-04-01以降である事を確認してください。また,プロセス関連定義のcobol_uap_cblendオペランド指定値を見直してください。理由コードが出力された場合は,TP1/EEを強制停止します。