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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option メッセージ


KFSB50951-E

開始時の表構成確認処理でエラーを検知しました。UAP履歴情報グループ名=aa....aa,理由コード=bb....bb

An error was detected when confirming table structure at startup. UAP log information group name = aa....aa, reason code = bb....bb  (E+P+L)(2)(SUP)

UAP履歴情報取得機能による開始時の表構成確認処理で,エラーを検知しました。

aa....aa:UAP履歴情報グループ名

bb....bb:理由コード

理由コードの意味と対策を表に示します。

(S)TP1/FSPのトランザクション関連定義のtrn_aph_start_err_downオペランドの指定に従います。

(O)OpenTP1管理者に連絡してください。

〔対策〕理由コード一覧を見て対策してください。

理由コード

意味

対策

0001

リソースマネジャと接続していません。

リソースマネジャの状態を確認してください。リソースマネジャが起動している場合は,リソースマネジャが出力するメッセージログファイルを参照してください。リソースマネジャの障害を取り除いたあとに,TP1/EEを再起動してください。

0002

使用できる履歴情報表数が,TP1/FSPのトランザクション関連定義のtrn_aph_table_min_countオペランドで指定した値を満たしていません。

使用できる履歴情報表数を確保したあとに,TP1/EEを再起動してください。

0003

最大履歴情報長が,TP1/FSPのトランザクション関連定義のtrnaphgroup定義コマンドの-zオプションで指定した値を超えています。

次のどちらかの対策をしたあとに,TP1/EEを再起動してください。

  • TP1/FSPのトランザクション関連定義のtrnaphgroup定義コマンドの-zオプションに,最大履歴情報長以上の値を指定してください。

  • TP1/FSPのeeaphgrphコマンドでグループ管理表を再作成してください。

0101

現用管理部情報の取得に失敗しました。

このメッセージより前に出力されているメッセージに従って対策したあとに,TP1/EEを再起動してください。

0102

表状態の取得に失敗しました。

0201

グループ管理表が存在しません。

次のどちらかの対策をしたあとに,TP1/EEを再起動してください。

  • TP1/FSPのトランザクション関連定義のtrnaphgroup定義コマンドの-uオプションの指定値を見直してください。

  • TP1/FSPのeeaphgrphコマンドでグループ管理表を再作成してください。

0202

グループ管理表の表構造が正しくありません。

0203

グループ管理表の列構造が正しくありません。

0204

グループ管理表の行数が正しくありません。

0205

グループ管理表のバージョンが正しくありません。

0206

グループ管理表が完成していません。

0207

グループ管理表の登録先グループ名が正しくありません。

0208

グループ管理表の注釈が正しくありません。

0209

グループ管理表の格納データが正しくありません。

0210

グループ管理表を格納しているRDエリアが,閉塞などの障害のためアクセスできません。

RDエリアの状態を確認し,障害を回復したあとに,TP1/EEを再起動してください。

0211

プロセス管理部に対応するノード識別子がありません。

次のどれかの対策をしたあとに,TP1/EEを再起動してください。

  • RPC関連定義のnode_idオペランドの指定値を見直してください。

  • TP1/FSPのeeaphgrphコマンドの-nオプションに自プロセスのノード識別子を指定して,グループ管理表を再作成してください。

  • TP1/FSPのeeaphmodhコマンドで,該当するTP1/EEのノード識別子を追加してください。

0212

グループ管理表でSQLエラーが発生しました。

このメッセージより前に出力されているメッセージに従って対策したあとに,TP1/EEを再起動してください。

0301

通番割り当てルーチンの疎通確認に失敗しました。

TP1/FSPのeeaphgrphコマンドでグループ管理表を再作成したあとに,TP1/EEを再起動してください。

0302

スワップ前処理ルーチンの疎通確認に失敗しました。

0303

スワップ後処理ルーチンの疎通確認に失敗しました。

0304

ストアドルーチンを格納しているRDエリアが,閉塞などの障害のためアクセスできません。

RDエリアの状態を確認し,障害を回復したあとに,TP1/EEを再起動してください。

0305

ストアドルーチンでSQLエラーが発生しました。

このメッセージより前に出力されているメッセージに従って対策したあとに,TP1/EEを再起動してください。