3.1.3 UAP実行形式ファイルの作成
TP1/EEのオブジェクトファイルとライブラリをリンケージして,UAP実行形式ファイルを作成します。UAP実行形式ファイルは,マルチスレッド用実行形式ファイルとして作成する必要があります。リンケージオプションについては,TP1/EEのサンプル(makefile)を参照してください。
UAP実行形式ファイルの作成に必要なライブラリは次のとおりです。
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TP1/EEのライブラリ
DBキュー機能を使用しない場合は,DBキュー共通ライブラリをリンケージしないでください。DBキュー機能を使用する場合は,DBキュー共通ライブラリをほかのTP1/EEのライブラリより前に指定してください。
DBキューHiRDB用ライブラリおよびDBキューOracle用ライブラリは,リンケージしないでください。この二つのライブラリは,使用するリソースマネジャに合わせてTP1/EEが動的にローディングします。
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TP1/Server Baseのライブラリ
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リソースマネジャ連携オブジェクトファイル
XAインタフェースでDBMSにアクセスする場合に必要になります。eetrnmkobjコマンドを実行してリソースマネジャ連携オブジェクトファイルを作成します。
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HiRDBライブラリ
XAインタフェースでDBMS(HiRDB)にアクセスする場合に必要になります。リソースマネジャのオブジェクトファイルのリンケージ方法については,ご使用になるリソースマネジャのリファレンスマニュアルを参照してください。
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その他のDBMSのライブラリ
XAインタフェースでDBMS(HiRDB以外)にアクセスする場合に必要になります。リソースマネジャのオブジェクトファイルのリンケージ方法については,ご使用になるリソースマネジャのリファレンスマニュアルを参照してください。