3.1.4 SPP(TP1/EE)の環境設定
作成したUAP共用ライブラリとUAP実行形式ファイルを,TP1/EEで使えるように,次のとおり環境設定します。
- 〈この項の構成〉
(3) SPPの名称
SPPの名称について説明します。
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UAPの共用ライブラリ名
UAPオブジェクトファイルをライブラリにまとめたときの名称です。
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UAP実行形式ファイル
TP1/EEのオブジェクトファイルを関連ライブラリとリンケージするときに,リンケージのコマンドにオプションで指定した名称です。
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ユーザサーバ名
UAP実行形式ファイルをTP1/Server Baseに登録するときに指定した名称です。dcsvstartコマンド,およびeesvstartコマンドの引数に使用します。ユーザサーバ名は,1〜8文字で指定します。
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サービスグループ名,サービス名
TP1/Server BaseまたはTP1/EEのリモートプロシジャコールで,サービスを要求する関数の引数に指定する名称です。ユーザサーバ名をTP1/Server Baseのユーザサービス定義,およびTP1/EEのTP1/EEサービス定義に登録するときに一緒に指定します。
サービスグループ名は,UAP実行形式ファイル単位に名称を付けます。
サービス名は,サービス関数の関数名です。