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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option プログラム作成の手引


2.3.3 時刻または経過時間の指定方法

タイマトランザクションの起動タイミングは,時刻または経過時間で指定できます。タイマトランザクションの起動タイミングは,ee_tim_execap関数のactiveに指定します。

〈この項の構成〉

(1) 時刻で指定する場合

起動タイミングを時刻で指定する場合は,時刻をバイナリ形式で指定します。指定できる範囲は0〜86399(0時0分0秒〜23時59分59秒)で,単位は秒です。例えば,14時30分30秒に起動させたい場合は,52230(14×3600+30×60+30)と指定してください。なお,起動タイミングとして指定する時刻は,プロセス関連定義のexecap_permission_timeオペランドで指定した範囲の時刻にしてください。

(2) 経過時間で指定する場合

起動タイミングを経過時間で指定する場合は,経過時間をバイナリ形式で指定します。指定できる範囲は,0〜3600000(0ミリ秒〜100時間)で,単位は100ミリ秒です。例えば,1と指定した場合は,100ミリ秒と指定したことになります。