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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option 使用の手引


付録D.3 MCP

出力されるMCPのファイルの一覧を次の表に示します。各ファイルの詳細な説明については,表D-6を参照してください。

表D‒5 出力されるMCPのファイル一覧

項番

名称

ファイル名または

ディレクトリ名

バージョン

タイプ

ファイル形式

取得

タイミング

削除可否

1

MCPトレースファイル

$DCDIR/spool/dceeinf/mcp/XXXmcpNNN

(XXX:サービスグループ名,NNN:001〜の通番)

07-50

C,F,H

バイナリ

  • 次のコマンド実行時

    eesvstart

    eesvstop

    eemcpfput

    eerasget

    eetrbrcvr

    dcstop

    dcrasget

  • MCPトレースバッファ(1面)満杯時

(凡例)

C:ラウンドロビン(バックアップ取得機能がないタイプ)

F:ラウンドロビン(一定量に達する直前の出力で,新しいファイルに切り替わるタイプ)

H:ラウンドロビン(切り替わった先のファイルのデータを,削除してから先頭から書き込むタイプ)

△:削除してはいけません。ただし,障害調査が不要であれば,ユーザ判断で削除できます。

出力されるMCPのファイルの説明を次の表に示します。

表D‒6 出力されるMCPのファイルの説明

項番

名称

サイズ

最大ファイル数

説明

1

MCPトレースファイル

eemcptrc定義コマンドの-fオプションのfileszオペランドの指定値

eemcptrc定義コマンドの-fオプションのfilenoオペランドの指定値

トラブルシュート関連のファイルです。必要に応じてバックアップを取得してください。