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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option 使用の手引


eetrbuapdump

〈このページの構成〉

名称

UAPトレース情報の編集出力(コアファイルまたはメモリダンプファイル入力)

形式

eetrbuapdump 〔-e {sum|ifa,IFA番号|rec}〕 ファイル名

機能

コアファイルまたはメモリダンプファイルからUAPトレース情報を編集し,標準出力に出力します。

オプション

●-e {sum|ifa, IFA番号|rec}  〜《sum》

出力するUAPトレース情報を指定します。

sum

ファイルに存在するUAPトレース情報の一覧を表示します。

ifa, IFA番号  〜〈符号なし整数〉((1〜65535))

指定されたIFA番号を持つUAPトレース情報だけ出力します。

rec

ファイルに出力されていないすべてのUAPトレース情報レコードを編集します。

recを指定できるのは,プロセス関連定義のtrb_uap_trace_file_outオペランドを指定した環境下で作成されたコアファイルまたはメモリダンプファイルを入力情報としたときだけです。

●ファイル名  〜〈パス名〉

入力元のコアファイルまたはメモリダンプファイル名を指定します。

出力形式

●-eオプションにsumを指定した場合

日本語の出力形式を次に示します。

[図データ]

英語の出力形式を次に示します。

[図データ]

出力形式中の,各変数の意味を次に示します。

変数

意味

aa-aa-aa

eetrbuapdumpコマンドを実行したTP1/EEのバージョン

bb....bb

eetrbuapdumpコマンドの引数

cc....cc

入力ファイル名

d1-d1-d1

ファイルを作成したTP1/EEのバージョン

d2-d2-d2

ファイルを作成したXTCのバージョン

d3-d3-d3

ファイルを作成したMCPのバージョン

d4-d4-d4

ファイルを作成したXDBのバージョン

d5-d5-d5

ファイルを作成したTP1/FSPのバージョン

ee....ee

サービスグループ名(31文字以内)

ffffffff

TP1/EEのランID(8けた以内の16進数)

gg....gg

IFA番号(5けた以内の10進数)

hhhh/hh/hh hh:hh:hh

UAPトレース情報の取得日時

「年/月/日△時:分:秒」の形式で出力します。

ii....ii

トレース取得通番(10けた以内の10進数)

jj....jj

サービス名(31文字以内)

注※

それぞれのプログラムプロダクトを使用する場合にだけ表示します。

●-eオプションにifaを指定した場合

日本語の出力形式を次に示します。

[図データ]

英語の出力形式を次に示します。

[図データ]

注※

出力する内容は,発行したTP1/EEのライブラリ関数によって異なります。

出力形式中の,各変数の意味を次に示します。

変数

意味

aa-aa-aa

eetrbuapdumpコマンドを実行したTP1/EEのバージョン

bb....bb

eetrbuapdumpコマンドの引数

cc....cc

入力ファイル名

d1-d1-d1

ファイルを作成したTP1/EEのバージョン

d2-d2-d2

ファイルを作成したXTCのバージョン

d3-d3-d3

ファイルを作成したMCPのバージョン

d4-d4-d4

ファイルを作成したXDBのバージョン

d5-d5-d5

ファイルを作成したTP1/FSPのバージョン

ee....ee

サービスグループ名(31文字以内)

ffffffff

TP1/EEのランID(8けたの16進数)

gg....gg

呼び出した関数名(COBOL言語)

hh....hh

呼び出した関数名(C言語)

ii

入口または出口のコール種別

jjjj/jj/jj jj:jj:jj jjj.jjj

UAPトレース情報の取得開始日時と取得終了日時

「年/月/日△時:分:秒 ミリ秒.マイクロ秒」の形式で出力します。サービス関数の場合は,取得日時だけを表示します。サービス関数以外の場合は,取得開始日時と取得終了日時の2種類を表示します。

kk....kk

トレース取得通番

j1....j1.j1....j1

APIの実行時間。ミリ秒.マイクロ秒で表示します。

ll....ll

サービス名(31文字以内)

mm....mm,nn....nn,oo,pp,およびy

TP1/EEの関数の情報

出力する内容は,呼び出したTP1/EEの関数によって異なります。

1行前に出力した行と同一の場合,「TO NEXT LINE LOCATION SAME AS ABOVE」を表示します。複数行で同一の場合は,「TO NEXT LINE LOCATION SAME AS ABOVE」を一度だけ表示します。最後の2行が同一の場合は,「TO NEXT LINE LOCATION SAME AS ABOVE」を表示しません。

qq....qq

オプション(COBOL言語)

呼び出したライブラリ関数のデータ領域にオプションがある場合だけ表示します。

rr....rr

オプション(C言語)

呼び出した関数の引数にオプションがある場合だけ表示します。不正なコードの場合は,「????」を表示します。

ss....ss

リターンコード(COBOL言語)

サービス関数を呼び出したときは,表示しません。

tt....tt

リターンコード(C言語)

サービス関数を呼び出したときは,表示しません。

COBOL言語特有のリターンコードの場合は,「NOTHING」を表示します。また,不正なコードの場合は,「????」を表示します。

注※

それぞれのプログラムプロダクトを使用する場合にだけ表示します。

●-eオプションにrecを指定した場合

日本語の出力形式を次に示します。

[図データ]

英語の出力形式を次に示します。

[図データ]

注※

出力する内容は,発行したTP1/EEのライブラリ関数によって異なります。

出力形式中の,右端の数字の意味を次に示します。

出力形式中の,各変数の意味を次に示します。

変数

意味

aa-aa-aa

eetrbuapdumpコマンドを実行したTP1/EEのバージョン

bb....bb

eetrbuapdumpコマンドの引数

cc....cc

入力ファイル名

d1-d1-d1

ファイルを作成したTP1/EEのバージョン

d2-d2-d2

ファイルを作成したXTCのバージョン

d3-d3-d3

ファイルを作成したMCPのバージョン

d4-d4-d4

ファイルを作成したXDBのバージョン

d5-d5-d5

ファイルを作成したTP1/FSPのバージョン

ee....ee

サービスグループ名(31文字以内)

ffffffff

TP1/EEのランID(8けたの16進数)

gg....gg

呼び出した関数名(COBOL言語)

hh....hh

呼び出した関数名(C言語)

ii

入口または出口のコール種別

jjjj/jj/jj jj:jj:jj jjj.jjj

UAPトレース情報の取得開始日時と取得終了日時

「年/月/日△時:分:秒 ミリ秒.マイクロ秒」の形式で出力します。サービス関数の場合は,取得日時だけを表示します。サービス関数以外の場合は,取得開始日時と取得終了日時の2種類を表示します。

j1....j1.j1....j1

APIの実行時間。ミリ秒.マイクロ秒で表示します。

kkkkkkkk

カレント中央処理通番(8けたの16進数)

uu....uu

トレース取得通番

ll....ll

サービス名(31文字以内)

mm....mm,nn....nn,oo,pp,およびy

TP1/EEの関数の情報

出力する内容は,呼び出したTP1/EEの関数によって異なります。

1行前に出力した行と同一の場合,「TO NEXT LINE LOCATION SAME AS ABOVE」を表示します。複数行で同一の場合は,「TO NEXT LINE LOCATION SAME AS ABOVE」を一度だけ表示します。最後の2行が同一の場合は,「TO NEXT LINE LOCATION SAME AS ABOVE」を表示しません。

qq....qq

オプション(COBOL言語)

呼び出したライブラリ関数のデータ領域にオプションがある場合だけ表示します。

rr....rr

オプション(C言語)

呼び出した関数の引数にオプションがある場合だけ表示します。不正なコードの場合は,「????」を表示します。

ss....ss

リターンコード(COBOL言語)

サービス関数を呼び出したときは,表示しません。

tt....tt

リターンコード(C言語)

サービス関数を呼び出したときは,表示しません。

COBOL言語特有のリターンコードの場合は,「NOTHING」を表示します。また,不正なコードの場合は,「????」を表示します。

注※

それぞれのプログラムプロダクトを使用する場合にだけ表示します。

出力メッセージ

メッセージID

内容

出力先

KFSB95400-E

メモリを確保できません。

標準エラー出力

KFSB95401-E

コマンドの形式が不正です。

標準エラー出力

KFSB95402-E

コマンドのオプションが不正です。

標準エラー出力

KFSB95410-E

ファイルのオープン処理で障害が発生しました。

標準エラー出力

KFSB95411-E

ファイルからの読み出し処理で障害が発生しました。

標準エラー出力

KFSB95413-E

ファイルのクローズ処理で障害が発生しました。

標準エラー出力

KFSB95414-E

ファイルポインタの移動処理で障害が発生しました。

標準エラー出力

KFSB95416-E

指定したファイルに編集するデータがありません。

標準エラー出力

KFSB95417-E

データの編集途中でファイルの終わりに達しました。

標準エラー出力

KFSB95432-I

ヘルプメッセージ

標準出力

注意事項