eetrbtasked
形式
- ファイル一覧を出力する場合
eetrbtasked 〔-e f〕TASKTMファイル名 〔TASKTMファイル名…〕
- トランザクション単位で編集,出力する場合
eetrbtasked -e r 〔b〕〔-t 〔開始時刻〕〔,終了時刻〕〕 〔-r ランID〕 〔-i IFA番号〕 〔-x 中央処理通番の下限値,中央処理通番の上限値〕 〔-p {コード1|コード2}〔,{コード1|コード2}…〕〕 〔-v サービス名〔,サービス名…〕〕 -c CSV出力ファイル名〔-n ファイル出力行〕 〔-s 〔-j 編集間隔〕〕 TASKTMファイル名
機能
TASKTM情報を編集し,CSV形式でファイルに出力します。
オプション
●-e 編集種別 〜《f》
編集種別を指定します。
- r
-
トランザクション単位で編集,出力します。
- rb
-
DBキューの情報も付加し,トランザクション単位で編集,出力します。
- f
-
ファイル情報一覧を出力します。
-eオプションにfを指定した場合,その他のオプションを指定するとエラーになります。
-cオプションも指定しないでください。
●-t 開始時刻,終了時刻
指定された時刻内に,出力バッファに出力されたTASKTM情報を編集,出力します。
開始時刻,および終了時刻は,1970年1月1日0時0分0秒から当年当月当日の現在時刻までの範囲で指定します。
開始時刻または終了時刻のどちらか一方を必ず指定してください。開始時刻の指定を省略すると,TASKTMファイルの先頭から指定した終了時刻までが出力範囲になります。終了時刻の指定を省略すると,指定した開始時刻からTASKTMファイルの最後までが,出力範囲になります。
開始時刻,および終了時刻は,「hhmmss〔MMDD〔YYYY〕〕」の形式で指定します。
- hh:時(00≦hh≦23)
-
指定を省略できません。
- mm:分(00≦mm≦59)
-
指定を省略できません。
- ss:秒(00≦ss≦59)
-
指定を省略できません。
- MM:月(01≦MM≦12)
-
指定を省略できます。※
- DD:日(01≦DD≦31)
-
指定を省略できます。※
- YYYY:年(西暦)(1970≦YYYY≦9999)
-
指定を省略できます。※
- 注※
-
開始時刻,または終了時刻の「年」の指定を省略した場合は,当年の指定月日時刻と見なされます。「年,月,日」の指定を省略した場合,当年当月当日の指定時刻と見なされます。「月,日」,「月」,または「日」だけを省略することはできません。省略した場合はオプションエラーになります。「月」または「日」を省略したい場合は,「年」,「月」,「日」のすべてを省略してください。
-tオプションの指定を省略すると,指定したファイル内のすべての情報を編集,出力します。
●-r ランID 〜〈8文字の16進数〉
指定されたランIDを持つTASKTM情報だけ編集,出力します。
●-i IFA番号 〜〈符号なし整数〉((1〜65535))
指定されたIFA番号を持つTASKTM情報だけ編集,出力します。
●-x 中央処理通番の下限値,中央処理通番の上限値 〜〈1〜8文字の16進数〉((0〜ffffffff))
指定されたカレント中央処理通番の範囲内の情報だけ編集,出力します。-xオプションを指定する場合,上限値および下限値を必ず指定してください。
中央処理通番を指定する場合,最大値(4294967295)を考慮して指定してください。ラップした場合に4294967290から3まで出力したいときは,「-x FFFFFFFA,3」と指定します。
●-p {コード1|コード2}〔,{コード1|コード2}…〕
指定された処理キューリクエストコードを持つ情報だけ編集,出力します。処理キューリクエストコードは,最大10個指定できます。
- コード1
-
処理キューリクエストコード1を指定します。2文字の16進数で指定してください。
- コード2
-
処理キューリクエストコード1および処理キューリクエストコード2を,"処理キューリクエストコード1""処理キューリクエストコード2"の形式で指定します。処理キューリクエストコード1および処理キューリクエストコード2は,それぞれ2文字の16進数で指定してください。
●-v サービス名 〜〈1〜31文字の識別子〉
指定されたサービス名を持つ情報だけ編集,出力します。サービス名は,最大10個指定できます。
●-c CSV出力ファイル名 〜〈パス名〉
指定したファイルに編集結果をCSV形式で出力します。
-nオプションを指定した場合は,パス名中のファイル名は,245文字以下としてください。-nオプション指定時にファイル名が246文字以上の場合はオプションエラーで,このコマンドが異常終了します。
●-n ファイル出力行 〜((10000〜100000))
-cオプションに指定したcsvファイルを分割して出力する場合に1ファイルに出力する行数を指定します。見出し行を含めて-nオプションに指定した行数を出力したときに,出力するファイルを切り替えます。切り替えた先のファイルには見出し行から出力します。
分割したファイルには,10進数の文字列をファイル名の末尾に付与します。付与する文字列は1から9999ファイルまでは「0001」からの連番で左に0を埋めた4けたの文字列とします。10000ファイルを超えた場合は左に0埋めをしません。ファイル名に「.」を含む場合は,最後の「.」の前に付与します。
ファイル名に文字列を付与する例を示します。
- (例1)-cにxxxと指定した場合
xxx0001 xxx0002 :
- (例2)-cにxxx.csvと指定した場合
xxx0001.csv xxx0002.csv :
このオプションを省略した場合は,ファイルを分割しないで1ファイルに出力します。
●-s
一定の間隔で取得したTASKTM情報の平均値,最大値,および最小値を算出して,編集,出力します。
●-j 編集間隔 〜《h01》
統計情報を編集,出力する間隔を,時間または分で指定します。
- h〔HH〕
-
時間間隔(01≦HH≦24)で出力します。
HHの指定を省略すると,1時間間隔で出力されます。
- m〔MM〕
-
分間隔(01≦MM≦30)で出力します。
MMの指定を省略すると,10分間隔で出力されます。
時間間隔と分間隔の両方を指定すると,エラーになります。
-jオプションの指定を省略すると,1時間間隔で出力されます。
コマンド引数
●TASKTMファイル名 〜〈パス名〉
編集するファイル名を指定します。-eオプションにfを指定した場合は,最大1024個TASKTMファイル名を指定できます。
指定できるオプションの組み合わせを次の図に示します。
|
- (凡例)
-
○:指定できます。
×:指定できません。
−:該当しません。
出力形式
●-eオプションにrまたはrbを指定した場合
日本語の出力形式を次に示します。
英語の出力形式を次に示します。
出力形式中の,右端の数字の意味を次に示します。
-
1:ヘッダ情報です。出力内容は表10-3を参照してください。
-
2:トランザクション情報です。出力内容は表10-4を参照してください。
出力形式中の,各変数の意味を次に示します。
項目名 |
変数 |
意味 |
|
---|---|---|---|
日本語 |
英語 |
||
TASKTMバージョン |
TASKTM information Version |
aa-aa-aa |
eetrbtaskedコマンドを実行したTP1/EEのバージョン |
出力指定 |
Specify output |
bb....bb |
eetrbtaskedコマンドの引数 |
ファイル名 |
File name |
cc....cc |
入力ファイル名 |
ファイル作成日付 |
File creation date |
dddd/dd/dd dd:dd:dd ddd.ddd |
TASKTM情報のファイル出力を開始した日時 「年/月/日△時:分:秒△ミリ秒.マイクロ秒」の形式で出力します。 |
ファイル作成バージョン(TP1/EE) |
File creation version(TP1/EE :e1-e1-e1) |
e1-e1-e1 |
ファイルを作成したTP1/EEのバージョン |
ファイル作成バージョン(TP1/XTC) |
(TP1/XTC:e2-e2-e2) |
e2-e2-e2 |
ファイルを作成したXTCのバージョン※1 |
ファイル作成バージョン(TP1/MCP) |
(TP1/MCP:e3-e3-e3) |
e3-e3-e3 |
ファイルを作成したMCPのバージョン※2 |
ファイル作成バージョン(TP1/XDB) |
(TP1/XDB:e4-e4-e4) |
e4-e4-e4 |
ファイルを作成したXDBのバージョン※3 |
ファイル作成バージョン(TP1/FSP) |
(TP1/FSP:e5-e5-e5) |
e5-e5-e5 |
ファイルを作成したTP1/FSPのバージョン※4 |
ファイルタイプ |
File type |
a1 |
TASKTM情報取得タイプ |
サービスグループ名 |
Service group name |
ff....ff |
サービスグループ名(31文字以内) |
ランID |
Run ID |
gggggggg |
TP1/EEのランID |
項目名 |
変数 |
意味 |
トラブルシュート関連定義のtrb_tasktm_type オペランドの指定値 |
|
---|---|---|---|---|
日本語 |
英語 |
|||
TASKTM出力時刻 |
TASKTM output time |
yyyy/mm/dd hh:mm:ss nnn.nnn |
TASKTM情報を取得した日時 「年/月/日△時:分:秒△ミリ秒.マイクロ秒」の形式で出力します。 |
すべて |
起動時刻 |
Start time |
yyyy/mm/dd hh:mm:ss nnn.nnn |
トランザクションを起動した日時 「年/月/日△時:分:秒△ミリ秒.マイクロ秒」の形式で出力します。 |
すべて |
サービス名 |
Service name |
n....n |
サービス名(31文字以内) 表示する内容がない場合,「*」を表示します。 回復トランザクションの場合は,監視依頼元のサービス名を出力します。 |
すべて |
カレント |
Current |
0xnnnnnnnn |
カレント中央処理通番(8けたの16進数) |
すべて |
オリジナル |
Original |
0xnnnnnnnn |
オリジナル中央処理通番(8けたの16進数) |
すべて |
種別 |
Type |
nn |
トランザクション種別(2文字) トランザクション種別については,マニュアル「TP1/Server Base Enterprise Option プログラム作成の手引」のトランザクション種別の説明を参照してください。 表示する内容がない場合,「*」を表示します。 |
すべて |
状態 |
Status |
0xnnnnnnnn |
トランザクションの状態(8けたの16進数)
|
すべて |
pce |
pce |
nn nn nnnnnnnn |
処理キューコード(14文字) |
すべて |
IFA |
IFA |
n....n |
IFA番号(5けた以内の10進数) |
すべて |
IPアドレス |
IP address |
n....n.n....n.n....n.n....n |
トランザクション要求元のIPアドレス(「.」で区切った四つの3けた以内の10進数) UNIXドメインを使用したRPCの場合,およびタイマなどプロセス内の要求の場合は「0.0.0.0」を表示します。 |
すべて |
ポート |
Port |
n....n |
トランザクション要求元のポート番号(5けた以内の10進数) 通信方式がINETドメインの場合は送信元のポート番号,UNIXドメインを使用したRPCの場合は受信スレッドのポート番号を表示します。 |
すべて |
pce時間 |
pce time |
n....n.nnn |
処理キュー引き出し待ち時間 「ミリ秒.マイクロ秒」(ミリ秒は最大7けた,マイクロ秒は3けた)の形式で出力します。 |
すべて |
トランザクション時間 |
Transaction time |
n....n.nnn |
トランザクション実行時間 「ミリ秒.マイクロ秒」(ミリ秒は最大7けた,マイクロ秒は3けた)の形式で出力します。 |
すべて |
UAP時間 |
UAP time |
n....n.nnn |
UAP実行時間 「ミリ秒.マイクロ秒」(ミリ秒は最大7けた,マイクロ秒は3けた)の形式で出力します。 |
すべて |
TRB1 |
TRB1 |
n....n.nnn |
TP1/EEで使用するトラブルシュート情報 |
すべて |
SQL回数 |
SQL count |
n....n |
トランザクション内で発行したHiRDBのSQLの合計発行回数(10けた以内の10進数)※5 |
すべて |
SQL実行時間 |
Execution time |
n....n.nnn |
トランザクション内で発行したHiRDBのSQLの合計実行時間※5 「ミリ秒.マイクロ秒」(ミリ秒は最大7けた,マイクロ秒は3けた)の形式で出力します。 |
すべて |
HiRDBサーバ名 |
HiRDB server |
n....n |
HiRDBのサーバ名(8文字以内)※5 表示する内容がない場合,「*」を表示します。 |
すべて |
接続先ID |
Con ID |
n....n |
HiRDBサーバの接続先ID(10けた以内の10進数)※5 |
すべて |
サーバID |
Server ID |
n....n |
HiRDBサーバのプロセスID(10けた以内の10進数)※5 |
すべて |
合計pce数 |
Total pce |
n....n |
登録済みの処理キュー数の合計(10けた以内の10進数) |
すべて |
滞留pce数 |
Resident pce |
n....n |
滞留している処理キュー数(10けた以内の10進数) |
すべて |
起動スレッド数 |
Start thread |
n....n |
起動中の通常処理スレッド数,または回復スレッド数(5けた以内の10進数) |
すべて |
起動予備スレッド数 |
Standby thread |
n....n |
起動中の予備処理スレッド数(5けた以内の10進数) |
すべて |
TRB2 |
TRB2 |
n....n |
TP1/EEで使用するトラブルシュート情報 |
すべて |
TRB3 |
TRB3 |
n....n.nnn |
TP1/EEで使用するトラブルシュート情報 |
すべて |
API回数 |
API count |
n....n |
API関数の呼び出し回数(5けた以内の10進数) |
すべて |
API実行時間 |
API time |
n....n.nnn |
API関数の実行時間 「ミリ秒.マイクロ秒」(ミリ秒は最大7けた,マイクロ秒は3けた)の形式で出力します。 |
すべて |
TRB4 |
TRB4 |
n....n |
TP1/EEで使用するトラブルシュート情報 |
すべて |
TRB5 |
TRB5 |
n....n.nnn |
TP1/EEで使用するトラブルシュート情報 |
すべて |
DBキュー名 |
DB queue name |
n....n |
DBキュー名(27文字以内)※6 |
すべて |
ロット名 |
Lot name |
n....n |
ロット名(23文字以内)※6 |
すべて |
DBキュー通番 |
DB queue num |
n....n |
DBキューメッセージの読み込み通番(5けた以内の10進数)※6 |
すべて |
DBキュー回数 |
DB queue count |
n....n |
DBキュー機能のアクセス回数(5けた以内の10進数)※6 |
すべて |
DBキューアクセス実行時間 |
DB queue access time |
n....n.nnn |
DBキュー機能のアクセス時間※6 「ミリ秒.マイクロ秒」(ミリ秒は最大7けた,マイクロ秒は3けた)の形式で出力します。 |
すべて |
同期点実行時間 |
Synchro time |
n....n.nnn |
同期点実行時間※7 「ミリ秒.マイクロ秒」(ミリ秒は最大7けた,マイクロ秒は3けた)の形式で出力します。 |
すべて |
ディスクリプタ不足 |
Descriptor shortage |
n....n |
ディスクリプタ不足によるコネクション確立失敗回数※7 |
すべて |
EAGAIN |
EAGAIN |
n....n |
送信時のEAGAIN発生回数※7 |
すべて |
CL通番 |
CL number |
0xnnnnnnnnnnnnnnnn |
CLサーバでの自系のCL通番※1,※8 |
2,3 |
実行系CL通番 |
Online CL number |
0xnnnnnnnnnnnnnnnn |
CLサーバ(待機系)での,実行系のCL通番※1,※8 |
2,3 |
msgrcv回数 |
Msgrcv_count |
n....n |
ee_scd_msg_receive関数の発行回数(累計)※1,※8 |
2,3 |
排他API要求回数 |
Ex-API req count |
n....n |
排他APIの要求回数(累計)※8 |
2,3 |
排他API保持時間 |
Ex-API remain time |
n....n |
排他APIの保持時間(累計)※8 |
2,3 |
排他API待ち時間 |
Ex-API wait time |
n....n.nnn |
排他APIの待ち時間(累計)※8 「ミリ秒.マイクロ秒」(ミリ秒は最大7けた,マイクロ秒は3けた)の形式で出力します。 |
2,3 |
排他API待ち行列数 |
Ex-API wait que cnt |
n....n |
排他API待ち行列数の最大※8 |
2,3 |
排他API待ちタイムアウト回数 |
Ex-API wait timeout cnt |
n....n |
排他API待ちタイムアウト回数(累計)※8 |
2,3 |
MCP論理端末名 |
MCP term name |
n....n |
MCPメッセージのトランザクションの場合の,メッセージを受信したMCPの論理端末名※2,※8 |
2,3 |
コネクションID |
Connection ID |
n....n |
MCPメッセージのトランザクションの場合の,メッセージを受信したMCPのコネクションID名(トランザクション起動時)※2,※8 |
2,3 |
UOC実行時間 |
UOC time |
n....n |
UOC実行時間(累計)※2,※8 「ミリ秒.マイクロ秒」(ミリ秒は最大7けた,マイクロ秒は3けた)の形式で出力します。 |
2,3 |
XDB_SQL実行時間 |
XDB_SQL time |
n....n.nnn |
XDBのSQL実行時間※3,※8 |
2 |
XDB_処理行数 |
XDB_search line |
n....n |
XDBの処理行数※3,※8 |
2 |
XDB_更新行数 |
XDB_updated line |
n....n |
XDBの更新行数※3,※8 |
2 |
XDB_参照系SQL実行回数 |
XDB_refer SQL count |
n....n |
XDBの参照系SQL実行回数※3,※8 |
2 |
XDB_更新系SQL実行回数 |
XDB_update SQL count |
n....n |
XDBの更新系SQL実行回数※3,※8 |
2 |
作業表作成回数 |
W-table c-cnt |
n....n |
XDBの作業表作成回数※3,※8 |
2 |
作業表削除回数 |
W-table d-cnt |
n....n |
XDBの作業表削除回数※3,※8 |
2 |
作業表確保最大ページ数 |
W-table max page count |
n....n |
XDBの作業表確保最大ページ数※3,※8 |
2 |
ページ要求回数 |
Page req count |
n....n |
XDBのページ要求回数※3,※8 |
2 |
XDB_COMMIT処理時間 |
XDB_COMMIT time |
n....n |
XDB部分のコミット処理時間※3,※8 |
2 |
XDB_COMMIT排他待ち時間 |
XDB_COMMIT lock wait time |
n....n |
XDB部分のコミット排他待ち時間※3,※8 |
2 |
更新バッファ長 |
Update b-len |
n....n |
更新バッファの長さ※3,※8 |
2 |
XDB_状態 |
XDB_status |
0xnnnnnnnn |
XDBの状態※3,※8 |
2 |
XDB_スレッド領域追加確保回数 |
XDB_thread area count |
n....n |
トランザクションの処理中にXDBスレッド領域が追加確保された回数※3,※8 |
2 |
XDB_スレッド領域最大使用サイズ |
XDB_thread area max size |
n....n |
トランザクションの処理中に実際に使用されたXDBスレッド領域の最大サイズ※3,※8 |
2 |
受信ID |
Receiving ID |
0xnnnnnnnn |
回線トレースと結び付ける受信ID(8けたの16進数) |
すべて |
UAP履歴情報数 |
UAP log information count |
n....n |
UAP履歴情報の取得回数(10けた以内の10進数)※4 1回のAPIで複数のUAP履歴情報の取得を要求した場合は,UAP履歴情報の数でカウントします。また,OJなど製品が取得するUAP履歴情報の取得回数を含みます。 |
3 |
UAP履歴情報サイズ |
UAP log information total size |
n....n |
UAP履歴情報の取得サイズの合計(10けた以内の10進数)※4 履歴情報共通インデクスのサイズも含みます。 |
3 |
UAP履歴情報書き込み時間 |
UAP log information write time |
n....n.nnn |
UAP履歴情報の書き込みに掛かった時間の合計※4 「ミリ秒.マイクロ秒」(ミリ秒は最大7けた,マイクロ秒は3けた)の形式で出力します。 UAP履歴情報の通番割り当てに掛かった時間を含みます。 |
3 |
UAP履歴情報通番割り当て時間 |
UAP log information assign time |
n....n.nnn |
UAP履歴情報の通番割り当てに掛かった時間の合計※4 「ミリ秒.マイクロ秒」(ミリ秒は最大7けた,マイクロ秒は3けた)の形式で出力します。 |
3 |
トランザクションレベル名 |
Transaction level name |
n....n |
トランザクションレベル名(31文字以内の文字列)※4,※9 |
3 |
トランレベルpce数 |
Tran-level Resident pce |
n....n |
処理キューから引き出した時点の該当トランザクションレベル名の処理キューに登録されている,PCE数(10けた以内の10進数)※4,※9 |
3 |
SDH_SQL実行回数 |
SDH_SQL count |
n....n |
SDBハンドラのSQL実行回数(10けた以内の10進数)※4,※10 |
3 |
SDH_SQL実行時間 |
SDH_SQL execution time |
n....n.nnn |
SDBハンドラのSQL実行時間※4,※10 「ミリ秒.マイクロ秒」(ミリ秒は最大7けた,マイクロ秒は3けた)の形式で出力します。 |
3 |
SDH_ワークメモリ使用サイズ |
SDH_Work memory used size |
n....n |
SDBハンドラ用ワークメモリの使用サイズ(10けた以内の10進数)※4,※10 |
3 |
SDH_状態 |
SDH_status |
0xnnnnnnnn |
SDBハンドラ状態(8けたの16進数)※4,※10
3〜4けた目…予備
|
3 |
業務ID |
Biz ID |
XXXX(nn....nn) |
業務ID XXXXには,業務IDの先頭4バイトを文字列で出力します。表示不能な文字は'.'で出力します。 nn....nnには,業務IDを16進数で出力します(XXXXで出力する,業務IDの先頭4バイトを含む)。※4 |
3 |
業務ID属性 |
Biz ID Type |
n....n |
業務IDの属性 START:TP1/FSPが新規に業務IDを割り当てた CONTINUE:TP1/FSPが既存の業務IDを引き継いだ CONTINUE_USER:ユーザ指示によって業務IDを引き継いだ※4 |
3 |
業務IDネスト数 |
Biz ID Nest |
n....n |
業務IDのネスト数※4 |
3 |
業務ID送信元ノード識別子 |
Biz ID node ID |
XXXX(nn....nn) |
業務IDの送信元TP1/EEのノード識別子 XXXXには,表示不能な文字は'.'で出力する。 次のどれかの場合は,"****(2a2a2a2a)"と出力する。
ユーザ指示によって業務IDを引き継いだ場合は,ユーザが指示した値が出力します。※4 |
3 |
OBM_UOC実行時間 |
OBM_UOC time |
n....n.nnn |
OBMのUOC実行時間「ミリ秒.マイクロ秒」(ミリ秒は最大7けた,マイクロ秒は3けた)の形式で出力します。※4 |
3 |
OBM名/ロット名 |
OBM/Lot name |
n....n |
トランザクションに対応するOBM名かロット名 ロットの階層が1階層の場合は,OBM名を出力します。 ロットの階層が2階層以上の場合は,OBM名の後に'-'で区切って2階層目以降のロット名を上位階層から順に出力します。※4 |
3 |
スレッドID |
Thread ID |
n....n |
スレッドID Linuxの場合だけ |
すべて |
OBM管理表_SQL実行回数 |
OBM_table_SQL count |
n....n |
OBM管理表へのSQL実行回数※4 |
3 |
OBM管理表_SQL実行時間 |
OBM_table_SQL exec time |
n....n.nnn |
OBM管理表へのSQL実行時間「ミリ秒.マイクロ秒」(ミリ秒は最大7けた,マイクロ秒は3けた)の形式で出力します。※4 |
3 |
バッチデータ表_SQL実行回数 |
Batch_data_table_SQL count |
n....n |
バッチデータ表へのSQL実行回数※4 |
3 |
バッチデータ表_SQL実行時間 |
Batch_data_table_SQL exec time |
n....n.nnn |
バッチデータ表へのSQL実行時間「ミリ秒.マイクロ秒」(ミリ秒は最大7けた,マイクロ秒は3けた)の形式で出力します。※4 |
3 |
BCMデータ待ち時間 |
BCM Data wait time |
n....n.nnn |
BCSへデータ送信できない時間「ミリ秒.マイクロ秒」(ミリ秒は最大7けた,マイクロ秒は3けた)の形式で出力します。※4 |
3 |
BCSデータ待ち時間 |
BCS Data wait time |
n....n.nnn |
BCSが次のデータを待っている時間「ミリ秒.マイクロ秒」(ミリ秒は最大7けた,マイクロ秒は3けた)の形式で出力します。※4 |
3 |
UAP履歴情報_状態 |
UAP log status |
0xnnnn |
UAP履歴情報の状態
3〜4けた目:予備※4 |
3 |
FSP_状態 |
FSP_Status |
0xnnnn |
FSPの状態
(04)〜(01)16:予備
|
3 |
論理パス名 |
Logical Path Name |
n....n |
全銀RCプロトコル接続機能の情報メッセージ,送達管理メッセージのトランザクションの場合の,メッセージを受信した論理パス名 |
3 |
ユーザ情報 |
User Infomation |
n....n |
ee_trb_uinfo_tm()で登録したユーザ情報 63文字の文字列または126けたの16進数 |
すべて |
0xnn....nn |
||||
TASKTM出力再開始時刻 |
TASKTM output restart time |
yyyy/mm/dd hh:mm:ss nnn.nnn |
TASKTM情報の出力を再開した日時 「年/月/日△時:分:秒△ミリ秒.マイクロ秒」の形式で出力します。XA関数呼び出し前のときに表示します。 |
すべて |
TASKTM情報破棄数 |
TASKTM information destruction count |
n....n |
すべての出力バッファを使用している間にTASKTM情報の出力要求が発生したため,破棄したレコード数 |
すべて |
- 注※1
-
XTCを使用する場合にだけ表示します。
- 注※2
-
MCPを使用する場合にだけ表示します。
- 注※3
-
XDBを使用する場合にだけ表示します。
- 注※4
-
TP1/FSPを使用する場合にだけ表示します。
- 注※5
-
HiRDBの情報を最大8個表示します。リソースマネジャに対してアクセスした順番に8個のHiRDBの情報を表示します。アクセスしたHiRDBが9個以上になっても8個の情報だけ表示します。
この情報は,HiRDBのSQLを発行した場合に表示します。HiRDB以外のSQLを発行した場合,またはSQLを発行していない場合は,数値には「0」を,文字には「*」を表示します。
- 注※6
-
DBキューサービスの場合で,-eオプションにrbを指定したときだけ表示します。
- 注※7
-
ファイルを作成したTP1/EEのバージョンが01-02以降のときに表示します。
- 注※8
-
トラブルシュート関連定義のtrb_tasktm_typeオペランドに2を指定した場合にだけ表示します。
- 注※9
-
トランザクションレベル方式の処理キューを使用する場合にだけ表示します。
- 注※10
-
SDBハンドラを使用する場合にだけ表示します。
- 注※11
-
RPC/RAPの応答電文の送信時にOJを出力した場合に表示します。取得対象のトランザクションはMN,E3,ERです。
- 注※12
-
「OJ出力なし」とは,次のどちらかを意味します。
・OJ出力なし。
・OJ出力あり(ヘッダ出力,ユーザデータ出力なし)。
なお,次のどちらかに該当する場合,「OJ出力あり(ヘッダ出力,ユーザデータ出力なし)」となります。
・機能拡張オペランドで「00000001」(ユーザデータ取得なし)を指定している。
・OJ編集UOCで編集後のユーザデータサイズが0である。
- 注※13
-
リトライ回数に関係なく設定します。
- 注※14
-
リトライ回数超過(API発行時点で,定義数分リトライ済)時に設定します。
●-sオプションを指定した場合
日本語の出力形式を次に示します。
英語の出力形式を次に示します。
出力形式中の,右端の数字の意味を次に示します。
-
1,2および3:改行を含まないで1行で表示します。
-
3:サービス数分表示します。
-
4:出力範囲の編集対象時間の全TASKTM情報を出力するまで繰り返します。出力するTASKTM情報がない場合,日本語では「***** 該当データなし *****」を,英語では「***** No corresponding data *****」を出力します。
出力形式中の,各変数の意味を次に示します。
変数 |
意味 |
---|---|
aa-aa-aa |
eetrbtaskedコマンドを実行したTP1/EEのバージョン |
bb....bb |
eetrbtaskedコマンドの引数 |
cc....cc |
入力ファイル名 |
dddd/dd/dd dd:dd:dd ddd.ddd |
TASKTM情報のファイル出力を開始した日時 「年/月/日△時:分:秒△ミリ秒.マイクロ秒」の形式で出力します。 |
e1-e1-e1 |
ファイルを作成したTP1/EEのバージョン |
e2-e2-e2 |
ファイルを作成したXTCのバージョン※1 |
e3-e3-e3 |
ファイルを作成したMCPのバージョン※2 |
e4-e4-e4 |
ファイルを作成したXDBのバージョン※3 |
e5-e5-e5 |
ファイルを作成したTP1/FSPのバージョン※4 |
T1 |
TASKTM情報取得タイプ |
ff....ff |
サービスグループ名(31文字以内) |
gggggggg |
TP1/EEのランID(8けたの16進数) |
hhhh/hh/hh hh:hh:hh |
編集対象時間帯の開始日時 「年/月/日△時:分:秒」の形式で出力します。 |
iiii/ii/ii ii:ii:ii |
編集対象時間帯の終了日時 「年/月/日△時:分:秒」の形式で出力します。 |
jj....jj |
サービス名(31文字以内) サービス名がないトランザクションは,トランザクション種別,処理キューリクエストコードのコード1,およびコード2を表示します(例:初期化トランザクションの場合「MI(09 00)」) |
kk....kk |
トランザクションの起動件数 |
ll....ll |
ブランチ本体がコミットに決着した件数 |
mm....mm |
ブランチ本体がロールバックに決着した件数 |
nn....nn |
トランザクションが決着しなかったため,監視依頼した回数 |
oo....oo |
子トランザクションブランチを含んでコミットに決着した件数 |
pp....pp |
子トランザクションブランチを含んでロールバックに決着した件数 |
qq....qq |
ヒューリスティックコミット(eetrncmtコマンド),またはリソースマネジャ独自のコミットに決着した件数(子トランザクションブランチを含む) |
rr....rr |
ヒューリスティックロールバック(eetrnrbkコマンド),またはリソースマネジャ独自のロールバックに決着した件数(子トランザクションブランチを含む) |
ss....ss |
ヒューリスティックハザードが発生し,コマンドまたはリソースマネジャ独自に決着した件数(子トランザクションブランチを含む) |
tt....tt |
ヒューリスティックミックスが発生し,コマンドまたはリソースマネジャ独自に決着した件数(子トランザクションブランチを含む) |
uu....uu |
処理スレッドで決着したトランザクションの件数 |
vv....vv |
回復スレッドで決着したトランザクションの件数 |
XX....XX |
次に示す各項目を表示します。
|
xx....xx |
XX....XXに示した各項目の平均値,最大値,および最小値 平均値は,小数点以下を切り捨てます。「ミリ秒.マイクロ秒」で表示する項目は,マイクロ秒の小数点以下を切り捨てます。オーバフローした場合は,「*」を表示します。 |
ww....ww |
すべての出力バッファを使用している間にTASKTM情報の出力要求が発生したため,破棄したレコード数 破棄したレコードがない場合は出力しません。 |
- 注※1
-
XTCを使用する場合にだけ表示します。
- 注※2
-
MCPを使用する場合にだけ表示します。
- 注※3
-
XDBを使用する場合にだけ表示します。
- 注※4
-
TP1/FSPを使用する場合にだけ表示します。
●-eオプションにfを指定した場合
日本語の出力形式を次に示します。
英語の出力形式を次に示します。
出力形式中の,右端の数字の意味を次に示します。
-
1:指定したファイル数分表示します。
出力形式中の,各変数の意味を次に示します。
変数 |
意味 |
---|---|
aa-aa-aa |
eetrbtaskedコマンドを実行したTP1/EEのバージョン |
bb....bb |
eetrbtaskedコマンドの引数 |
cc....cc |
入力ファイル名 |
dddd/dd/dd dd:dd:dd ddd.ddd |
TASKTM情報のファイル出力を開始した日時 「年/月/日△時:分:秒.マイクロ秒」の形式で出力します。 |
e1-e1-e1 |
ファイルを作成したTP1/EEのバージョン |
e2-e2-e2 |
ファイルを作成したXTCのバージョン※ |
e3-e3-e3 |
ファイルを作成したMCPのバージョン※ |
e4-e4-e4 |
ファイルを作成したXDBのバージョン※ |
e5-e5-e5 |
ファイルを作成したTP1/FSPのバージョン※ |
T1 |
TASKTM情報取得タイプ |
ff....ff |
サービスグループ名(31文字以内) |
gggggggg |
TP1/EEのランID(8けたの16進数) |
- 注※
-
それぞれのプログラムプロダクトを使用する場合にだけ表示します。
指定したファイルがTASKTMファイルではない場合,日本語では「TASKTMファイルではありません。」を,英語では「This is not a TASKTM file.」を表示します。
出力形式中の,各変数の意味を次に示します。
変数 |
意味 |
---|---|
xxxx/xx/xx xx:xx:xx xxx.xxx |
出力したTASKTM情報の中でいちばん古い起動時刻 出力対象のTASKTM情報がない場合は「****/**/** **:**:** ***.***」を出力します。 |
yyyy/yy/yy yy:yy:yy yyy.yyy |
出力したTASKTM情報の中でいちばん新しい起動時刻 出力対象のTASKTM情報がない場合は「****/**/** **:**:** ***.***」を出力します。 |
nnnnnnnn |
出力したTASKTM情報の中でいちばん値の小さい中央処理通番 16進数8けた出力対象のTASKTM情報がない場合は「********」を出力します。 |
mmmmmmmm |
出力したTASKTM情報の中でいちばん値の大きい中央処理通番 16進数8けた出力対象のTASKTM情報がない場合は「********」を出力します。 |
zzz |
-cオプションに指定した出力ファイル名 |
出力メッセージ
メッセージID |
内容 |
出力先 |
---|---|---|
KFSB95400-E |
メモリを確保できません。 |
標準エラー出力 |
KFSB95401-E |
コマンドの形式が不正です。 |
標準エラー出力 |
KFSB95402-E |
コマンドのオプションが不正です。 |
標準エラー出力 |
KFSB95403-E |
コマンドのオプションの組み合わせが不正です。 |
標準エラー出力 |
KFSB95405-E |
ファイルのヘッダ情報が不正です。 |
標準エラー出力 |
KFSB95406-E |
データブロックが不正です。 |
標準エラー出力 |
KFSB95409-E |
バージョンが不一致です。 |
標準エラー出力 |
KFSB95410-E |
ファイルのオープン処理で障害が発生しました。 |
標準エラー出力 |
KFSB95411-E |
ファイルからの読み出し処理で障害が発生しました。 |
標準エラー出力 |
KFSB95412-E |
ファイルへの書き込み処理で障害が発生しました。 |
標準エラー出力 |
KFSB95413-E |
ファイルのクローズ処理で障害が発生しました。 |
標準エラー出力 |
KFSB95415-Q |
-cオプションに指定したファイルはすでに存在します。 |
標準出力 |
KFSB95430-I |
ヘルプメッセージ |
標準出力 |
KFSB95457-Q |
上書き確認(-nオプション指定時) |
標準出力 |
注意事項
-
-eオプションにrを指定した場合,編集対象のレコードがないときは,-eオプションにfを指定した場合と同様に,TASKTM情報を表示します。
-
TASKTM情報に欠落があった場合,欠落したレコード数を表示します。欠落したレコード数が4294967295以上の場合,「4294967295」と表示します。
-
TASKTM情報取得時の障害発生などで情報を取得できない場合は,取得できなかった情報の値に「0」が表示されます。
-
HiRDB(リソースマネジャ)の情報は,最大8個表示します。HiRDBに対してアクセスした順番に8個のHiRDBの情報を表示します。アクセスしたHiRDBが9個以上になっても8個の情報だけ表示します。
-
-cオプションを指定してCSVファイルに出力する場合,ファイル作成バージョンは,日本語では「ファイル作成バージョン:ee-ee-ee」の形式で,英語では「File creation version: ee-ee-ee」の形式で表示されます。