eesvstart
形式
eesvstart -u ユーザサーバ名〔,ユーザサーバ名…〕〔-a N〕
機能
サーバを開始します。
なお,このコマンドはTP1/Server Baseのdcsvstartコマンドを包含しています。
また,eesvstartコマンドが終了しない場合は,eesvstop -dfコマンドでTP1/EEを強制停止し,コアファイルを取得すると,要因を調査できます。
このコマンドでオンラインが開始され,サービス要求,MCPサーバ型コネクションの確立受け付け,および運用コマンドを受け付け可能となるのは,KFSB80003-Iメッセージが出力された時点です。したがって,このコマンドがリターンしたとしても,KFSB80003-Iメッセージが出力されるまでは,サービス要求,MCPサーバ型コネクションの確立受け付け,およびほかの運用コマンドがエラーになることがあります。また,MCPクライアント型コネクション使用時のコネクション自動確立,およびMCP(UDP)使用時の論理端末の自動閉塞解除については,マニュアル「TP1/EE/Message Control Extension 使用の手引」を参照してください。
オプション
●-u ユーザサーバ名 〜〈1〜8文字の識別子〉
開始するTP1/EEユーザサーバのサーバ名を指定します。一つのeesvstartコマンドで指定できるユーザサーバ名の最大数は50です。
複数のユーザサーバ名を指定する場合は,ユーザサーバ名とユーザサーバ名との間をコンマ(,)で区切ります。このとき,コンマの前後に空白を入れないでください。
●-a N
TP1/EEを強制正常開始モードで開始します。
出力メッセージ
メッセージID |
内容 |
出力先 |
---|---|---|
KFSB91801-E |
コマンドの形式が不正です。 |
標準エラー出力 |
KFSB91802-E |
フラグ引数が不正です。 |
標準エラー出力 |
KFSB91803-E |
コマンドの引数が不正です。 |
標準エラー出力 |
KFSB91808-E |
ユーザサーバ名が重複しています。 |
標準エラー出力 |
KFSB91850-I |
ヘルプメッセージ |
標準出力 |
表に示すメッセージ以外のメッセージが出力された場合は,マニュアル「OpenTP1 メッセージ」を参照してください。