eesgrpctl
名称
サービスグループの閉塞，閉塞解除，および，閉塞状態の表示
形式
eesgrpctl -g サービスグループ名 {-s｜-r｜-l}
機能
サービスグループの閉塞，閉塞解除，および閉塞状態を表示します。
次のどれかの条件を満たす場合，サービスグループの閉塞および閉塞解除要求はエラーとなります。
-
MCP機能使用時（mcp_use=Y）
-
XTC機能使用時（xtc_use=Y）
-
ネーム機能未使用時（name_use=N）
本コマンドのサービスグループ閉塞（-s），閉塞解除（-r）の延長で，親TP1/Server Base，および親TP1/Server Baseのall_nodeで指定された他TP1/Server Baseに対して，ネーム情報登録／登録解除処理が行われます。
TP1/Server Baseやネットワークの状態によっては，コマンド終了に時間が掛かる場合があります。また，TP1/Server Baseに対するネーム情報登録／登録解除処理が失敗した場合，KFSB40360-EメッセージまたはKFSB50390-Eメッセージが出力されます。出力されたメッセージ内容を基に障害要因を取り除いてください。
サービスグループ閉塞，および閉塞解除が失敗した場合，サービスグループ閉塞状態はOBSまたはBIDとなります。この状態はプロセス間のネーム情報が不整合となり，RPC要求などが意図しない動作となるおそれがあります。そのため，障害要因を取り除いたあとに，再度コマンドを実行し，処理を正常終了させてください。
オプション
●-g サービスグループ名 〜〈1〜31文字の識別子〉
処理対象のサービスグループ名を指定します。
●-s
サービスグループを閉塞する場合に指定します。
●-r
サービスグループを閉塞解除する場合に指定します。
●-l
サービスグループの閉塞状態を表示する場合に指定します。
出力形式
日本語の出力形式を次に示します。
サービスグループ閉塞状態＝aa....aa
英語の出力形式を次に示します。
service group status = aa....aa
出力形式中の，各変数の意味を次に示します。
|
変数 |
意味 |
|---|---|
|
aa....aa |
サービスグループ閉塞状態
|
出力メッセージ
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メッセージID |
内容 |
出力先 |
|---|---|---|
|
KFSB90301-E |
領域の確保に失敗しました。 |
標準エラー出力 |
|
KFSB90302-E |
通信障害が発生しました。 |
標準エラー出力 |
|
KFSB90303-E |
コマンドの形式が不正です。 |
標準エラー出力 |
|
KFSB90304-E |
フラグ引数が不正です。 |
標準エラー出力 |
|
KFSB90305-E |
コマンド処理でエラーが発生しました。 |
標準エラー出力 |
|
KFSB90306-E |
内部矛盾が発生しました。 |
標準エラー出力 |
|
KFSB90392-E |
ネームサービス機能を使用していません。 |
標準エラー出力 |
|
KFSB90399-I |
ヘルプメッセージ |
標準出力 |