6.10.1 予備処理スレッド起動タイミング
処理キュー登録時,次のすべての条件を満たす場合に予備処理スレッドが起動されます。
-
処理キューが登録されているサービス数が通常処理スレッド数より多い。
-
予備処理スレッド起動しきい値以上の処理キューが登録されているサービスがある。
-
予備処理スレッド数および予備処理スレッド起動しきい値を定義している。
通常処理スレッド数,予備処理スレッド数,および予備処理スレッド起動しきい値は,次に示すプロセス関連定義のオペランドで指定します。
-
通常処理スレッド数:thread_noオペランド
-
予備処理スレッド数:reserve_thread_noオペランド
-
予備処理スレッド起動しきい値:reserve_start_pce_noオペランド
予備処理スレッド数を定義した場合,各スレッドに対して通常処理スレッド/予備処理スレッドの区別はしないで,一つの処理スレッドのグループとして扱います。処理中に,通常処理スレッドとして処理するか,予備処理スレッドとして処理するかを決定します。