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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option 使用の手引


6.7.2 Oracleをリソースマネジャとして使用する場合

Oracleをリソースマネジャとして使用する場合のオンラインバッチDBキュー表の作成方法,必要となる権限,および注意事項について説明します。

〈この項の構成〉

(1) オンラインバッチDBキュー表の作成

オンラインバッチDBキュー表は,OracleのSQLで作成します。OracleのSQLでオンラインバッチDBキュー表を作成するために,TP1/EEでは次に示すサンプルファイルを提供しています。必要に応じて下線部分の設定値を変更してください。

CREATE TABLE DBQ004WT
  (
  LOTWKEY             CHAR(28) NOT NULL,
  WC#                   NUMBER(10) NOT NULL)
TABLESPACE DBQ001USER PCTFREE 10;
 
 
CREATE TABLE DBQ004RD
  (
  LOTRKEY              CHAR(28) NOT NULL,
  RM#                    NUMBER(10) NOT NULL,
  RS#                     NUMBER(10) NOT NULL,
PRIMARY KEY (LOTRKEY)
)
TABLESPACE DBQ001USER PCTFREE 10;
 
CREATE TABLE DBQ004MG
  (
  LOTNAME             CHAR(24) NOT NULL,
  MSG#                  NUMBER(10) NOT NULL,
  MSG                   BLOB NOT NULL,
  PRIMARY KEY(LOTNAME,MSG#)
)
TABLESPACE DBQ001USER PCTFREE 10;

下線部分の設定値について説明します。

DBQ004

DBキュー名を指定してください。

DBQ001USER

表領域名を指定してください。

(2) ユーザに必要な権限

TP1/EEは,トランザクション関連定義のtrnstring定義コマンドのxa_open関数用文字列に指定するユーザ名で,オンラインバッチDBキュー表にアクセスします。trnstring定義コマンドのxa_open関数用文字列に指定するユーザ名には,次に示す権限を設定する必要があります。

権限の設定方法の詳細については,Oracleのマニュアルを参照してください。

(3) Oracleをリソースマネジャとして使用する場合の注意事項