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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option 使用の手引


5.2.4 TP1EEファイルシステム領域の作成

TP1EEファイルシステムは,キャラクタ型スペシャルファイル,ブロック型スペシャルファイル,または通常ファイル上に作成できます。

TP1EEファイルシステムをキャラクタ型スペシャルファイル,またはブロック型スペシャルファイル上に作成する場合は,TP1EEファイルシステム用にディスクパーティションを割り当てます。このパーティションは,マウントしないでください。

TP1EEファイルシステムを通常ファイル上に作成する場合は,TP1EEファイルシステム用にディスクパーティションを割り当てる必要はありません。

TP1EEファイルシステムを作成したキャラクタ型スペシャルファイル,ブロック型スペシャルファイル,または通常ファイルを,TP1EEファイルシステム領域といいます。権限を持たないユーザからTP1EEファイルのあるTP1EEファイルシステム領域をアクセスされないようにするために,TP1EEファイルシステム領域の所有者とアクセス権は,次の表に示すように設定します。所有者とアクセス権の設定にはOSのコマンドを使用します。

表5‒1 TP1EEファイルシステム領域の所有者とアクセス権

所有者/アクセス権

TP1EEファイルシステム領域

所有者

ユーザID

OpenTP1管理者

グループID

OpenTP1グループ

アクセス権

所有者

rw(読み書きができる)

グループ

r-(読むことができる)

そのほか

r-(読むことができる)