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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option 使用の手引


5.1 環境設定の概要

TP1/EEの環境設定の手順を次の図に示します。

図5‒1 TP1/EEの環境設定の手順

[図データ]

この図の手順のうち,5,6,7,10,11,15,16,19の手順については,「5.2 環境設定の詳細」で詳細を説明します。それ以外の手順については,マニュアル「OpenTP1 運用と操作」の環境設定の説明を参照してください。

OpenTP1が導入されていない端末とメッセージの送受信をする場合は,uCosminexus TP1/EE/Message Control Extension(MCP)が必要です。MCPの環境設定の手順については,マニュアル「TP1/EE/Message Control Extension 使用の手引」を参照してください。

TP1キャッシュ機能を使用する場合は,uCosminexus TP1/EE/Extended Transaction Controller(XTC)およびuCosminexus TP1/EE/Extended Data Cache(XDB)が必要です。それぞれの環境設定の手順については,マニュアル「TP1/EE/Extended Transaction Controller 使用の手引」およびマニュアル「TP1/EE/Extended Data Cache 使用の手引」を参照してください。

銀行勘定系サービス処理基盤を構築する場合は,uCosminexus TP1/Financial Service Platform(TP1/FSP)が必要です。TP1/FSPの環境設定の手順については,TP1/FSPの関連ドキュメントを参照してください。