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uCosminexus Grid Processing Server 使用の手引


gpprmshow(サブジョブ実行多重度の表示コマンド)

〈このページの構成〉

形式

gpprmshow -g サービスグループ名 [-h グリッドプロパティ管理ホスト名]

機能

指定したノードマネージャSPPのサービスグループおよびサービスグループが存在するホストのジョブ実行多重度を表示します。

オプション

-g サービスグループ名〜((1〜31文字))

実行多重度を表示したいノードマネージャSPPのサービスグループ名を指定します。

-h グリッドプロパティ管理ホスト名〜((1〜63文字))

実行多重度を表示したいノードマネージャSPPが起動している実行ノードのホスト名がシステム共通定義のall_nodeオペランドに指定されているグリッドプロパティ管理ホスト名を指定します。このオプションは,実行ノード共有機能を適用している場合に指定する必要があります。クラスタシステムの場合は,論理ホスト名を指定します。このオプションを省略した場合は,コマンド実行ホストのDM_HOSTパラメータの指定値が仮定されます。

戻り値

戻り値

内容

出力メッセージ

0

正常終了

なし。

1〜31

内部エラー

KAKJ1901-E

システムコールエラーが発生しました。

KAKJ1902-E

メモリ不足が発生しました。

KAKJ1903-E

プログラム論理エラーが発生しました。

32〜47

パラメータエラー

KAKJ1700-E

コマンドの形式が不正です。

48〜

その他のエラー

KAKJ1577-E

グリッドプロパティ管理ホストとの通信でエラーが発生しました。

KAKJ1732-E

指定したサービスグループが定義されていません。

KAKJ1734-E

実行ノードから取得したデータが壊れています。

KAKJ1735-E

実行ノードでエラーが発生しました。

KAKJ1915-E

一時ファイルの処理でエラーが発生しました。

KAKJ1918-E

RPCでエラーが発生しました。

表示形式

指定したノードマネージャSPPのサービスグループおよびサービスグループが存在するホストのジョブ実行多重度を,「項目名:項目の値」で表示する項目,表形式で表示する項目の順に表示します。

表8‒10 項目名:項目の値の形式で表示する項目

項目

タイトル表記

説明

データの表示規則

サービスグループ名

SERVICE GROUP

情報を取得したサービスグループの名前

左詰め

ホスト名

HOSTNAME

ノードマネージャSPPのサービスグループが起動しているホスト名

左詰め

表8‒11 表形式で表示する項目

項目

タイトル表記

説明

データの表示規則

多重度名

MULTIPLICITY

多重度の種類。

  • 業務プログラム同時実行数:UGPSM_DEFMAXSUBJOB

  • 一括処理数:UGPSM_MAXCNTSUBJOB

  • ノード内総同時実行サブジョブ数:UGPSM_TOTALSUBJOB

  • 実行ノード内の最大同時実行サブジョブ数:NODE_MAX_SUBJOB

  • 32文字

  • 左詰め

起動時の値

STARTUP_VALUE

サービス起動時の値※1

  • 数字

  • 右詰め

現在の値

PRESENT_VALUE

現在設定されている値※2

  • 数字

  • 右詰め

注※1

NODE_MAX_SUBJOBパラメータに0を指定している場合,1,024が表示されます。

注※2

gpmltchコマンドでジョブ実行多重度を変更していない場合,または変更対象外のジョブ実行多重度の場合は,起動時と同じ値が表示されます。

図8‒6 サブジョブ実行多重度の出力内容

[図データ]

注意事項