4.9.1 サーバ定義で変更できる内容
サーバ定義で変更できる定義ファイル,オペランドまたは定義コマンド名,および内容を次の表に示します。
定義ファイル |
オペランドまたは定義コマンド名 |
指定する内容 |
指定 |
---|---|---|---|
システム環境定義(env) |
static_shmpool_size |
静的共用メモリの総量 |
任意 |
mode_conf(Linux・AIX) |
システムサーバの開始方法 |
任意 |
|
ユーザサービス構成定義(usrconf) |
dcsvstart |
ホストまたは実行ノードで,システムサーバ起動と同時に開始するユーザサーバ |
任意 |
システム共通定義(betranrc) |
name_port |
ネームサービスのポート番号 |
必須 |
system_id |
uGPSのシステムを識別する識別子 |
任意 |
|
all_node |
|
任意 |
|
node_id |
自ノードの識別子 |
必須 |
|
my_host |
uGPSが使用するネットワークアダプタをホスト名として指定 |
任意 |
|
LANG |
システムサーバの文字コード |
必須 |
|
dcbindht |
クラスタシステムで使用するデータマネージャの論理ホスト名 |
任意※ |
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スケジュールサービス定義(scd) |
scd_port |
スケジュールサービスのポート番号 |
必須 |
ジョブマネージャSPPのユーザサービス定義(UGPSMjbmee) |
trn_expiration_time |
ジョブマネージャSPPの実行監視時間 |
任意 |
mysvgdef |
ジョブマネージャSPPがサービス要求を受け付けるためのポート番号と自ホスト名など |
必須 |
|
myreplydef |
ジョブマネージャSPPがシステムサーバとの通信に使用するポート番号と自ホスト名など |
必須 |
|
service |
同時実行グリッドジョブ数 |
必須 |
|
node_id |
自ノードの識別子 |
必須 |
|
ノードマネージャSPPのユーザサービス定義(UGPSMndm) |
service_group |
ノードマネージャSPPのサービスグループ名 |
必須 |
parallel_count |
ノードマネージャSPPのサービスを並行処理するプロセス数 |
任意 |
|
service_expiration_time |
ノードマネージャSPPの実行監視時間 |
任意 |
|
データマネージャSPPのユーザサービス定義(UGPSMdtm) |
service_expiration_time |
データマネージャSPPの実行監視時間 |
任意 |
データマネージャゲートウェイのユーザサービス定義(UGPSMdtg) |
service_expiration_time |
データマネージャゲートウェイの実行監視時間 |
任意 |
注※ クラスタシステムで運用時,指定は省略できません。
これらの変更方法については,4.9.3以降で,オペランドまたは定義コマンドごとに説明します。