4.6　管理ホストおよび実行ノードの動作確認（Linux・AIX）

管理ホストおよび実行ノードのセットアップ完了後に，管理ホストで動作を確認するコマンドgpmgrtestを実行することで，グリッドジョブ実行時に発生する管理ホストと実行ノード間の通信確認などができます。gpmgrtestコマンドの詳細については，8章の「gpmgrtest（動作確認コマンド）（Linux・AIX）」を参照してください。

ただし，gpmgrtestコマンドでは，セットアップされたuGPSのすべての機能に対する動作確認はできません。そのため，gpmgrtestコマンドの実行結果が正常終了した場合でも，セットアップされた環境ですべての機能が正常に動作することにはなりません。gpmgrtestコマンドは，セットアップ完了後の，例えば，ジョブの分散実行ができるかなどのuGPSの基本的な動作確認に利用します。

設定ファイルのパラメータ変更時の動作テスト，JP1/AJS3からのジョブ実行などのuGPS - Viewを含む他製品との連動確認などの構築したシステムのテストは，別途テスト項目を設定して実施してください。