Hitachi

uCosminexus Grid Processing Server 使用の手引


3.1.4 セキュリティ情報の設定

ビューホスト,管理ホスト,および実行ノードを使用するユーザに与える実行権限について説明します。

〈この項の構成〉

(1) ビューホスト使用時の実行権限

JP1/AJS3でジョブの定義およびジョブの実行結果の参照をするときは,JP1ユーザ名による認証(ログイン)が必要です。

(2) グリッドクライアント実行ホスト使用時の実行権限

グリッドクライアントの起動には,JP1/AJS3のジョブ定義上のJP1ユーザにマッピング定義ファイルで対応づけられた,エージェントホストのOSユーザの権限が使用されます。

(3) 管理ホストおよび実行ノード使用時の実行権限

各SPPがアクセスするリソースには,Linux・AIXの場合はuGPS管理者,Windowsの場合はOpenTP1管理者の権限が使用されます。

また,グリッドジョブ前処理プログラム,グリッドジョブ後処理プログラム,またはサブジョブ実行プログラムがアクセスするリソースには,ジョブ実行ユーザの権限が使用されます。