2.5.1 グリッドジョブの強制終了
グリッドジョブの強制終了は,バッチジョブ分散実行システムの整合が取れた状態で,実行中のグリッドジョブを安全に中止するための機能です。グリッドジョブの種類別に,強制終了の処理内容を示します。
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グリッド実行ジョブ
実行中のグリッド実行ジョブの処理を強制終了します。グリッド実行ジョブ内で動作中のすべてのサブジョブの実行が強制的に中止されます。また,未実行のサブジョブは実行しないようにされます。
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グリッド開始ジョブ・グリッド終了ジョブ
グリッド開始ジョブとグリッド終了ジョブで実行するスクリプトの実行を強制的に中止します。
グリッドジョブを強制終了するには,gpjobcancelコマンド,またはJP1/AJS3 - Viewの機能を使用します。gpjobcancelコマンドの実行方法については,「8. コマンド」の「gpjobcancel(グリッドジョブおよびサブジョブキャンセルコマンド)」を参照してください。
JP1/AJS3 - Viewの操作については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 操作ガイド」を参照してください。