Hitachi

uCosminexus Batch Job Execution Server 使用の手引


10.8.1 ジョブステップの終了コード

ジョブステップの終了コードは,ジョブ定義XMLファイルのEXEC要素に記述したプログラムの終了コードである。

ジョブコントローラがEXEC要素に記述したプログラムの終了コードを取得できた場合は,終了コードをKAKC0097-Iメッセージに出力する。EXEC要素に記述したプログラムが異常終了した場合は,終了コードをKAKC0096-Eメッセージに出力する。

ジョブステップの終了コード一覧を次の表に示す。

表10‒38 ジョブステップの終了コード一覧

終了コード

意味

0〜125

EXEC要素に記述したプログラムの終了コードが0〜125である。

126

次のどちらかである。

  • EXEC要素に記述したプログラムの終了コードが126である。

  • EXEC要素に記述したプログラムが存在するが実行できない。

127

次のどちらかである。

  • EXEC要素に記述したプログラムの終了コードが127である。

  • EXEC要素に記述したプログラムが存在しない。

128+N

次のどちらかである。

  • EXEC要素に記述したプログラムの終了コードが128+Nである。

  • EXEC要素に記述したプログラムがシグナルコードNで異常終了した。

240〜255

EXEC要素に記述したプログラムの終了コードが240〜255である。

注※ シグナルで打ち切られた場合のシグナルコード