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uCosminexus Batch Job Execution Server 使用の手引


DISPMOD_NOFILE(DD要素のDISP属性にMODを指定したファイルが存在しない場合の処理の定義)

〈このページの構成〉

形式

[DISPMOD_NOFILE {NEW|ERROR}]

機能

DD要素のDISP属性にMODを指定して恒久ファイル,一時ファイル,一時ISAMファイルのどれかを割り当てる際,ファイルが存在しなかった場合,NEWを仮定して処理を続行するか,エラー終了するかを定義する。

オペランド

DISPMOD_NOFILE 〜{NEW|ERROR}

DD要素のDISP属性にMODを指定して恒久ファイル,一時ファイル,一時ISAMファイルのどれかを割り当てる際,ファイルが存在しなかった場合の動作を指定する。

このパラメータの指定が省略されている場合,オペランドにNEWが指定されたものとする。

NEW:ファイルが存在しない場合,NEWを仮定して処理を続行する。

ERROR:ファイルが存在しない場合,エラー終了する(KAKC1660-EまたはKAKC1614-Eを出力する)。

DISPMOD_NOFILE,DISP属性にMODを指定してファイルが存在しない場合にエラー終了となるTYPE属性一覧を次の表に示す。

表8‒4 DISP属性にMODを指定してファイルが存在しない場合の扱い

オペランド

DD要素のTYPE属性

LIB

FILE

DIR

GDG

DATA

DUMMY

TEMP

TEMPISAM

SYSOUT

PREST

TEMPPREST

NEW

×

ERROR

×

×

×

×

(凡例)

○:エラー終了とならないで,DISP属性にNEWを仮定する。

×:エラー終了する。

−:DISP="MOD"を指定できない,または無視する。