BJEX_DIR_任意名（パス名置換識別子とディレクトリのパス名定義）

〈このページの構成〉

形式

[BJEX_DIR_任意名^※ パス名]

注※　環境変数を指定する。任意名が1〜22文字で，それを含めて最大31文字で指定する。

ジョブ定義XMLファイルで，ジョブが使用するファイルに"絶対パス"で記述するのではなく，識別子を付加して記述することで，実行時にファイル名を置換する機能である。このパラメータでは，XML中のパス名の変数を設定ファイルで置換する。パス名置換識別子はパラメータ名（BJEX_DIR_任意名）となる。

このパラメータは，次に示すように識別子を用いてDD要素のDSN属性に指定する。

<DD NAME="REPDD" DSN="${BJEX_DIR_任意名}FILE" DISP="NEW,KEEP"/>

このパラメータを指定した場合，ジョブステップのプロセスに識別名の環境変数を作り，指定されたパス名を格納する。

パス名　〜＜パス名＞((1〜512文字))

識別子に対応するディレクトリのパス名を指定する。

指定するパス名は，絶対パス名とすること。絶対パス名でない場合，設定ファイルのエラーとなる。このパラメータのオペランドにかぎり，存在しないパス名であってもエラーとならない。

このパラメータで指定するパス名の末尾に「/」が付与されていない場合，そのパス名に対して自動的に末尾に「/」が付与される。