Hitachi

uCosminexus Batch Job Execution Server 使用の手引


設定ファイルのパラメータ一覧

バッチジョブ実行システムの設定ファイルのパラメータ一覧を次の表に示す。

表8‒1 バッチジョブ実行システムの設定ファイルのパラメータ一覧

パラメータ名

定義内容

パラメータ指定

指定できる個数

BJEX_DIR_任意名

パス名置換の対象となる識別子とディレクトリのパス名を定義する。

任意

100

COBOL_LANG

COBOLプログラムを実行するときのLANG環境変数値を指定する。

1

DD_DEALLOC_ON_ALLOCERR

ファイル割り当て処理中にエラーが発生した場合の後処理の方法を定義する。

DD_EXISTCHECK

DD要素に指定したファイルが存在しない場合にエラー終了するかどうかを定義する(EXEC要素でLANG="COBOL"を指定していないジョブステップに有効)。

DD_EXISTCHECK_COBOL

DD要素に指定したファイルが存在しない場合にエラー終了するかどうかを定義する(EXEC要素でLANG="COBOL"を指定したジョブステップに有効)。

DD_SAMF

ジョブ定義XMLファイルのDD要素のSAMF属性での省略値を定義する。

DISPLAY_REPLY_MESSAGE

応答要求メッセージに対する応答メッセージをJP1/IM - Viewの画面に出力するかどうかを指定する。

DISPMOD_NOFILE

DD要素のDISP属性にMODを指定したファイルが存在しない場合の処理を定義する。

DUMMY_FILE_TYPE

DD要素にTYPE="DUMMY"を指定した場合に割り当てるファイルを定義する。

EUR_DEFINITION_FILE_DIR

EUR定義ファイル格納ディレクトリを定義する。

EUR_LANG

EURのエンコード種別を定義する。

31

EUR_PROGRAM

EURプログラムのパスを定義する。

1

EXEC_COND_NOSTEPNAME

EXEC要素のCOND属性にステップ名を指定しなかった場合,演算対象とするジョブステップを先行ジョブステップすべてか実行済みの最終ジョブステップかを定義する。

EXEC_COND_STEPSEARCH【AIX限定

COND属性の検索範囲および逆方向参照の検索範囲を定義する。

EXEC_PARMSPLIT

ジョブ定義XMLファイルのEXEC要素のPARMSPLIT属性での省略値を定義する。

GDG_REGISTER_JOBRC_THRESHOLD

世代ファイルの世代管理ファイルへの登録タイミングの変更および登録させられる条件を定義する。

ISAMLIB_MODE

一時ISAMファイルを割り当てる場合に使用するISAMライブラリ(32ビット版または64ビット版)を定義する。

JOB_RCDEFINE

ジョブコントローラの終了コードの決定方法を定義する。

JOB_STATUS_DISPLAY

実行中のジョブ情報表示機能を使用するかどうかを定義する。

JOBLOG_CONVERT

ジョブログを出力する際に文字コードを変換するかどうかを定義する。

JOBPARM_JSPECAN

並列実行しているジョブステップの1つが異常終了した場合,実行が終了していないジョブステップを打ち切るかどうかを指定する。

JP1_HOSTNAME

JP1が稼働する論理ホスト名を定義する。

JP1EVENT_JOBINFO

バッチジョブ実行システムが発行するJP1イベントに設定されるジョブの情報を指定する。

JP1EVENT_SUPPRESS_ID

出力抑止するJP1イベントのイベントIDを定義する。

無制限

JP1FTP_RETRY_INTERVAL

印刷ジョブ転送時に転送エラーが発生した場合に,再転送するまでのリトライ間隔を定義する。

1

JP1IM_MANAGER_CHKDELAY

メッセージ制御機能でイベント到達確認を行うまでの待ち時間を指定する。

JP1IM_MANAGER_HOST

JP1イベントを出力する固定のマネージャホスト名を定義する。

LOCK_DIR_RECURSIVE

排他制御機能使用時,再帰的にロックを確保するかどうかを定義する。

LOCK_JOBMPLX

ジョブ多重度(同時に実行できるジョブ数)を定義する。

LOCK_KEY_ID

排他制御機能および実行中のジョブ情報表示機能で使用するセマフォ,共有メモリのキーの識別情報を定義する。

LOCK_MAXFILE

ロック獲得中またはロック待ち中のファイル合計数の最大値を定義する。

LOCK_OPTION

排他制御機能とジョブ間PRESTファイルを使用するかどうかを定義する。

LOCK_RELEASE

ファイルおよびディレクトリの排他/共用制御で,排他/共用制御の解除契機を定義する。

LOG_DIR

実行ログを出力するディレクトリのパス名を定義する。

LOG_FILE_CNT

実行ログをバックアップする面数を定義する。

LOG_FILE_SIZE

実行ログを出力するファイルサイズを定義する。

MAX_RESPONSE_REQUEST

JP1/IM - Managerに同時に受け付けられる応答待ちイベント数を定義する。

MESSAGE_REPLACE_SPACE

メッセージ制御機能で半角空白に置き換える1バイトコードを定義する。

無制限

MESSAGE_RETRY_TIMEOUT

メッセージ制御機能で,指定時間内にイベント送信処理が完了しなかった場合に,リトライを中断するかどうかを定義する。

1

MSG_KEY_ID

メッセージ制御機能で使用するセマフォ,共有メモリのキーの識別情報を定義する。

MSGCLASS_DEFAULT

ジョブ定義XMLファイルのJOB要素のMSGCLASS属性での省略値を定義する。

必須

PERMANENT_FILE_DIR

恒久ファイルを格納するディレクトリのパス名を定義する。

任意

PERMISSION_DIR

ジョブ定義XMLファイルのPERMISSION要素のDIR属性での省略値を定義する。

PERMISSION_FILE

ジョブ定義XMLファイルのPERMISSION要素のFILE属性での省略値を定義する。

PERMISSION_SPOOL_STORE_JOB

保管するスプールジョブのパーミッションを変更する場合に定義する。

PGM_RCABEND

ジョブステップを異常終了とするユーザプログラムの終了コードを定義する。

256

PROCEDURE_DIR

カタログドプロシジャのディレクトリのパス名を定義する。

255

PROCGROUP_QUEUENAME

JP1/AJSのキュー名をプロシジャグループ名として使用する機能を定義する。

1

RNW_FILE_METHOD

RNWを指定してファイルを再割り当てする場合のファイル再作成の方法を定義する。

SPOOL_DIR

スプールディレクトリのパス名を定義する。

SPOOL_JOB_STORE

ジョブ終了時にスプールジョブを保管する機能の使用を指定する。

SPOOL_JOB_TRANSFER

スプールジョブを転送するかどうかを定義する。

SPOOL_STORE_DIR

スプールジョブを保管するときの保管先のディレクトリのパス名を指定する。

SPOOL_STORE_DIRNAME

スプールジョブを保管するときの保管先ディレクトリ名称を定義する。

SPOOL_STORE_SUBDIR

スプールジョブを保管するときの保管先のサブディレクトリを定義する。

STDERRCLASS_DEFAULT

ジョブ定義XMLファイルのJOB要素のSTDERRCLASS属性での省略値を定義する。

STDOUTCLASS_DEFAULT

ジョブ定義XMLファイルのJOB要素のSTDOUTCLASS属性での省略値を定義する。

SYSOUT_APPEND_WRITE

SYSOUTデータファイルへの書き込みモードを定義する。

SysoutClass

各出力クラスの属性値を定義する。

1個以上必須

256

TEMP_FILE_DIR

次に示すファイルを格納するディレクトリのパス名を定義する。

  • 一時ファイル

  • PRESTファイル

任意

1

TEMP_FILE_DIR_XML_USE

一時ファイル格納ディレクトリパス名をジョブ定義XMLファイルのDD要素のDSN属性で指定可能とするかどうかを定義する。

TRACE_DIR

トレースを出力するディレクトリのパス名を定義する。

TRACE_FILE_CNT

トレースを出力する面数を定義する。

TRACE_FILE_SIZE

トレースを出力するファイルサイズを定義する。

TRACE_LEVEL

トレースを出力するレベルを定義する。