Hitachi

uCosminexus Batch Job Execution Server 使用の手引


bjexchmsg(応答待ちメッセージへの応答入力(管理者用))

〈このページの構成〉

形式

bjexchmsg [-h 論理ホスト名] -n メッセージ番号 { -r 応答 | -d }

機能

応答待ちメッセージに応答を入力する。

-nオプションで指定した応答待ちメッセージに,-rオプションで指定した応答を入力する。応答待ちメッセージをキャンセルする場合は,-dオプションを指定する。

オプション

-h 論理ホスト名 〜<英字と数字と-(ハイフン)>((1〜244))

バッチジョブ実行システムの論理ホストで運用している場合に指定する。設定ファイルとして/opt/hitachi/bjex/conf/bjex_論理ホスト名.confを読み込み実行する。

-n メッセージ番号 〜<数字>((1〜2147483647))

bjexlsmsgコマンドで表示されるメッセージ番号を指定する。

-rまたは-dオプションの指定がない場合はエラーとする。

-r 応答 〜<ASCII文字列>((1〜512))

応答待ちメッセージへの応答を指定する。また,JP1/IM - Managerにキャンセルイベントを送信し,応答待ちイベントの滞留を解除する。

-nオプションの指定がない場合は,エラーとする。

-d

応答待ちメッセージおよび受信待ちメッセージ一覧からメッセージを削除する。また,JP1/IM - Managerにキャンセルイベントを送信し,応答待ちイベントの滞留を解除する。

-nオプションの指定がない場合は,エラーとする。

応答要求メッセージを出力したユーザアプリケーションは異常終了する。このとき該当するジョブのJOBLOGおよび実行ログに,次に示すメッセージを出力する。

KAKC5005-E An error occurred during shared memory processing. (errno=404,function=shm_clear)

戻り値

戻り値

意味

0

正常終了

0以外

エラー終了

注意事項

-rオプションと-dオプションを同時に指定した場合,後に指定したオプションが有効になる。

使用例

メッセージ番号「2000000000」の応答待ちメッセージを,応答待ちメッセージおよび受信待ちメッセージ一覧から削除する。

bjexchmsg -n 2000000000 -d