6.2.1 対処の方法
バッチジョブ実行システムでトラブルが起きた場合は次に示す手順で対処する。
(1) 現象の確認
トラブルが発生したときの現象を確認する。メッセージが出力されている場合は，メッセージの内容を確認する。各メッセージの要因と対処方法については，「10. メッセージと終了コード」を参照のこと。また，バッチジョブ実行システムが出力するログ情報については，「6.2.2 ログ情報の種類」を参照のこと。
(2) 資料の採取
トラブルの要因を調べるために資料の採取が必要である。「6.2.3 トラブル発生時に採取が必要な資料」を参照して，必要な資料を採取すること。
(3) 問題の調査
採取した資料を基に問題の要因を調査し，問題が発生している部分と問題の範囲を切り分ける。