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uCosminexus Batch Job Execution Server 使用の手引


3.21.2 ジョブコントローラから実行されるプログラムに設定される環境変数

ジョブコントローラから実行されるプログラムに設定される環境変数を次の表に示す。

表3‒66 ジョブコントローラから実行されるプログラムに設定される環境変数

環境変数名

内容

JP1が設定する環境変数

JP1のマニュアルを参照のこと。

PATH

DD要素でTYPE="LIB"を指定した場合,DSN属性に指定したディレクトリのパス名が追加される。

BJEX_DIR_で始まる名称

設定ファイルに記述されたパス名が設定される。

BJEX_JOB_NAME

JOB要素のNAME 属性に指定したジョブ名が設定される。

BJEX_JOBID

ジョブ識別子(前0を付加した6けた固定の10進数)が設定される。

BJEX_STEP_NAME

STEP要素のNAME属性に指定したジョブステップ名が設定される

(ジョブ定義XMLファイルでステップ名を省略している場合は,環境変数自体を設定しない)。

DDN_で始まる名称

LANG属性の指定がないDD要素のパス名が設定される。

LANG属性の指定がないDD要素のNAME属性名称の環境変数があり,DSN属性が環境変数の値となる。

CBL_で始まる名称

LANG="COBOL"の指定があるDD要素のパス名が設定される。

LANG="COBOL"の指定があるDD要素のNAME属性名称の環境変数があり,DSN属性が環境変数の値となる。

RENAME属性で指定した名称

RENAME属性を指定したDD要素のパス名が設定される。

任意

SETENV要素およびSETENVFILE要素で定義した環境変数が設定される。

CBLPDEFTYPE_DD名※1

PDEファイル形式1を使用するかファイル形式2を使用するかが設定される。

CBLPDERECFM_DD名※1

PDEファイル形式2の場合のプリンタ制御文字が設定される。

CBLPDETRUNC_DD名※1

PDEファイル形式2の場合に各レコードの後部にある半角空白をファイル出力するかどうかが設定される。

CBLDISP_DD名※2

COBOL2002で作成したアプリケーションプログラムのOUTPUT指定のOPEN文で順ファイルを開くとき,ファイルを上書きで開くか,追加書きで開くかが設定される。

注※1 詳細は,マニュアル「PRINT DATA EXCHANGE for Open」を参照のこと。

注※2 詳細は,「COBOL2002 マイグレーションライブラリ」の取扱説明書「マイグレーション支援機能」を参照のこと。