Hitachi

uCosminexus Batch Job Execution Server 使用の手引


3.21.1 ジョブコントローラが使用する環境変数

ジョブコントローラが使用する環境変数を次の表に示す。

表3‒65 ジョブコントローラが使用する環境変数

環境変数名

内容

AJS_BJEX_STOP

AJS_BJEX_STOP=TERMを指定すると,JP1/AJSの強制終了機能使用時プロセスグループに対して,SIGKILLではなくSIGTERMが送付される。

この環境変数は必ず設定しなければならない。

BJEX_DISPLAY_REPLY

応答要求メッセージへの応答内容をJP1/IM-Viewの画面に出力するために設定する。YESを設定した場合に有効となる。

BJEX_SUPPRESS_CBLDISPLAY

COBOL2002で作成したアプリケーションプログラムのDISPLAY文によるJP1イベント発行を抑止するために設定する。YESを設定した場合に有効となる。

shellまたはSHELL

ジョブステップを実行時,EXEC要素内のPGM属性値に"*"の指定とEXEC要素の内容にシェルの指定をした場合,シェルスクリプトとして実行するためにshellまたはSHELL環境変数を使用する。

ジョブ実行前にOS標準のシェル(AIXの場合ksh,Linuxの場合bash)を設定しておく必要がある。

XMLファイルへの環境変数指定機能で使用する環境変数

ジョブ定義XMLファイル内に指定した"%{"と"}"で囲んだ環境変数を設定されている値に置換する。