3.16.2 スプールジョブ保管機能の設定方法
スプールジョブ保管機能は,ジョブ終了時のジョブコントローラによる自動保管とbjexchjobコマンドによる保管の2種類に分けられる。それぞれの保管方法ごとに設定が必要なパラメータを次の表に示す。
設定ファイルのパラメータ |
意味 |
保管の方法 |
|
---|---|---|---|
ジョブ終了時のジョブコントローラによる自動保管 |
bjexchjobコマンドによるスプールジョブの保管 |
||
SPOOL_STORE_DIR |
保管先ディレクトリのパスを定義して,スプールジョブ保管機能を有効にする。 |
◎ |
◎ |
SPOOL_STORE_SUBDIR |
保管先ディレクトリのサブディレクトリを定義する場合に指定する。 |
○ |
○ |
SPOOL_JOB_STORE |
ジョブ終了時にスプールジョブを保管する場合に指定する。 |
◎ |
− |
PERMISSION_SPOOL_STORE_JOB |
保管するスプールジョブに設定するパーミッションを指定する。 |
○ |
○ |
SPOOL_STORE_DIRNAME |
スプールジョブを保管するときの保管先ディレクトリ名称を定義する場合に指定する。 |
○ |
○ |
- (凡例)
-
◎:指定は必須。
○:指定は任意。
−:指定は不要。
-
ジョブ終了時のジョブコントローラによる自動保管の場合,設定ファイルにSPOOL_STORE_DIRパラメータ,およびSPOOL_JOB_STOREパラメータの両方を指定すること。どちらかの指定を省略した場合,この機能は有効とならない。
-
bjexchjobコマンドで-Cオプションを指定してスプールジョブ保管機能を使用する場合,設定ファイルにSPOOL_STORE_DIRパラメータを指定すること。SPOOL_STORE_DIRパラメータの指定を省略した場合,この機能は有効とならない。