3.11.1 出力クラス
出力クラスの定義はDD要素のSYSOUT属性を指定して行う。この出力クラスの目的は,出力情報をグループ分けすることである。
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出力クラスは,1〜31文字の記号名称で指定する。ただし,*を指定した場合,JOB要素のMSGCLASS属性で指定したものと同一の出力クラスを指定したものと見なす。
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出力クラスのグループ分けは,設定ファイルで定義する。SYSOUT属性では,設定ファイルで定義した出力クラスを指定する。
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SYSOUT情報をジョブログと同じ出力装置に出力したい場合には,SYSOUT属性で指定する出力クラスを,JOB要素のMSGCLASS属性で指定したものと同じにする。特殊な指定をした場合,同じ出力装置への出力が保証されない。
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出力クラスと出力装置の対応づけは,設定ファイルで転送先のクラスを定義する。
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出力待ちの出力ジョブの出力クラスは変更できない。