3.2.3　カタログドプロシジャの使用方法

カタログドプロシジャを使用する場合，事前にプロシジャライブラリに登録しておく必要がある。プロシジャライブラリは，設定ファイルのPROCEDURE_DIRパラメータを定義して登録する。

カタログドプロシジャを作成する場合，カタログドプロシジャのファイル名はプロシジャ名の後部に".xml"の拡張子を付加したファイルとして作成する。

カタログドプロシジャを呼び出す場合，CALL要素のNAME属性に，呼び出したいカタログドプロシジャのファイル名から.xmlを除いた文字列を指定する。

カタログドプロシジャの使用例を次に示す。

カタログドプロシジャの例（TEST.xml）

<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS" ?>
<HitachiBatchJobExec version="1.3" os="unix">
  <PROC NAME="TEST">
    <SYMBOL NAME="PAR1" VALUE="456" />
    <STEP>
      <EXEC PGM="PGMNAME" PARM="123#{PAR1}" />
      <DD NAME="DD1" DSN="#{PAR1}ABC" />
    </STEP>
  </PROC>
</HitachiBatchJobExec>

カタログドプロシジャTESTを呼び出すジョブ定義XML

<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS" ?>
<HitachiBatchJobExec version="1.3" os="unix">
  <JOB NAME="CALLTEST" >
    <STEP NAME="STEP">
      <CALL NAME="TEST" >
        <SETSYMBOL NAME="PAR1" VALUE="789" />
      </CALL>
    </STEP>
  </JOB>
</HitachiBatchJobExec>

この例では，カタログドプロシジャ内の指定は次に示すとおりである。

• EXEC要素のPARM属性は"123456"

• DD要素のDSN属性は"456ABC"

しかし，プロシジャを呼び出す場合にSETSYMBOL要素でPAR1を利用して置き換えをしているため，次に示す値で実行される。詳細については「3.2.5　プロシジャの修正方法」を参照のこと。

• EXEC要素のPARM属性は"123789"

• DD要素のDSN属性は"789ABC"

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