Hitachi

uCosminexus Batch Job Execution Server 使用の手引


2.3.3 bjexcollectコマンドの設定

bjexcollectコマンドは,バッチジョブ実行システムが異常終了および無応答となった場合などに,障害調査を実施するための資料を一括して収集するツールである。迅速な障害対応を行うため,bjexcollectの定義ファイル/opt/hitachi/bjex/maintenance/bjexcollect.confにある次の表に示すパラメータの指定値を,「2.3.2 セットアップ」でセットアップした内容に従って書き換える。bjexcollectコマンドの詳細については,「付録C bjexcollectコマンド(障害調査のための資料の一括収集)」を参照のこと。

表2‒5 bjexcollectの定義ファイルに設定する指定値

パラメータ

指定値の内容

SPOOL_DIR

スプールディレクトリを指定する。

LOG_DIR

ログディレクトリを指定する。

TRACE_DIR

トレースディレクトリを指定する。

LOGICAL_HOST

バッチジョブ実行システムが論理ホストで稼働している場合,論理ホスト名を指定する。