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OpenTP1 Version 7 メッセージキューイングアクセス機能 TP1/Message Queue Access 使用の手引


2.4 MQCクライアント機能の障害対策

MQCクライアント機能が障害時に取得する情報について次の表に示します。

なお,次の表に示す障害情報を残しておきたい場合は,必要に応じてコピーしてください。

表2‒9 MQCクライアント機能が障害時に取得する情報

取得情報

出力情報

参照方法

コアファイル(.core

内部情報のプロセスなど

APIトレースファイル

(mqc.api.XXX.ZZ※1

API情報など

mqcapioutコマンドで取得して参照してください。

Javaコンソール

Javaのメソッド情報など

JavaEnvironmentトレース

Javaのメソッド情報など

JMSAPIトレースファイル

J2EEサーバログ出力ディレクトリ(ejb.server.log.directory)/connectors/リソースアダプタの表示名*.log※2

JMSインタフェースのメソッド情報など

JMSPRFトレースファイル

スプールディレクトリ(prfspool)/utt/prf/PRF識別子/dcopltrc/prf_*)

JMSインタフェースの性能検証用情報

Cosminexus Performance Tracerのcprfflushコマンドで取得し,cprfedコマンドで編集して参照してください

システムログファイル

TP1/Message Queue Accessが出力するメッセージ

(凡例)

−:該当しません。

注※1

XXX:プロセスID

ZZ:0〜65536

注※2

斜体で示す部分はシステム構成によって値が変わる部分です。

〈この節の構成〉