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OpenTP1 Version 7 メッセージキューイングアクセス機能 TP1/Message Queue Access 使用の手引


付録D 用語解説

(記号)

$DCCONFPATH

OpenTP1定義ファイルを格納するディレクトリを完全パス名で指定してある環境変数名です。

$DCDIR

OpenTP1ディレクトリを完全パス名で指定してある環境変数名です。

(英字)

JMS(Java Message Service)

Javaでのメッセージキューイング機能を提供するAPIです。

TP1/Message Queue AccessのJMSインタフェースは,Oracle Corporationが提供するJMS 1.0のインタフェースに基づいて実装しています。このJMSインタフェースを使用して,TP1/Message QueueとJ2EE準拠のアプリケーションサーバを連携します。なお,TP1/Message Queue Accessが連携できるJ2EE準拠のアプリケーションサーバはCosminexusだけです。

JTA(Java Transaction API)

J2EEアーキテクチャにトランザクション処理サービスを提供するAPIです。JTAには,アプリケーションサーバ(Cosminexus)とTP1/Message Queueとの通信で必要となるAPIが定義されています。

RM(Resource Manager)

リソースマネジャのことです。リソースに対するアクセスを提供します。

TM(Transaction Manager)

トランザクションマネジャのことです。トランザクションに対して識別子を割り当て,進行をモニタし,トランザクションの完了と,失敗したときのリカバリをします。

XAインタフェース

TMとRMとの間で相互に宣言されるインタフェースです。TMに対し,RMの作業をグローバルトランザクションの中に構成し,決着とリカバリを調停します。

(サ行)

サービス名ファイル

サービス名称とポート番号を対応づけたファイルです。標準的なパス名を次に示します。

  • UNIXの場合

    /etc/services

セグメント

MQCプロトコルでは,UAPで指定されたパラメタを一定の長さに分割してヘッダを付けたあと,TCP/IPに送信します。このときの転送の単位です。

(ハ行)

ホスト名ファイル

ホスト名称とIPアドレスを対応づけたファイルです。標準的なパス名を次に示します。

  • UNIXの場合

    /etc/hosts