メッセージキューイングアクセス機能 TP1/Message Queue - Access 使用の手引

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1.2.3 トランザクション連携

TP1/Message Queue - Accessのトランザクション連携には,次の3種類があります。

<この項の構成>
(1) XAインタフェース接続と非XAインタフェース接続
(2) JTAインタフェース接続

(1) XAインタフェース接続非XAインタフェース接続

XAインタフェース接続では,MQCクライアント機能がOpenTP1システム以外のTM(例:TPBroker)と接続して動作します。

一方,非XAインタフェース接続は,MQCクライアント機能がOpenTP1システム以外のTMと接続しないで動作する形態です。

XAインタフェース接続について次の図に示します。

図1-2 XAインタフェース接続

[図データ]

非XAインタフェース接続の場合は,図1-2の点線で囲んだ部分がXAインタフェース接続の場合と異なります。つまり,次に示す2点が各接続形態の相違点です。

(2) JTAインタフェース接続

JTAインタフェース接続では,Cosminexus Component ContainerをTMとして接続します。この接続は,Cosminexus側のEJBクライアントアプリケーションから発行されるJMSインタフェースのAPIをMQCクライアント機能が持つJNIのMQIに変換することで実現します。変換されたMQIは,MQCプロトコルを介してTP1/Message Queueに通知されます。JTAインタフェース接続について次の図に示します。

図1-3 JTAインタフェース接続

[図データ]