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OpenTP1 Version 7 OpenTP1 メッセージキューイング機能 TP1/Message Queue プログラム作成リファレンス


MQDISC命令 − キューマネジャからの切り離し

〈このページの構成〉

機能

MQDISC命令で,キューマネジャとアプリケーションプログラムとの接続を切り離します。これは,MQCONN命令の反対の命令です。

形式

C言語の場合

MQDISC(PMQHCONN Hconn, PMQLONG CompCode, PMQLONG Reason)

COBOL言語の場合

CALL 'MQDISC' USING HCONN, COMPCODE, REASON.

引数

● Hconn(MQHCONN型) −input/output

コネクションハンドルです。

キューマネジャへの接続を示すハンドルです。MQCONN命令の戻り値を指定してください。命令が成功すると,この引数には次の値が返されます。

MQHC_UNUSABLE_HCONN:使用できないコネクションハンドル

● CompCode(MQLONG型) −output

完了コードです。

次のどちらかが返されます。

  • MQCC_OK:成功

  • MQCC_FAILED:失敗

● Reason(MQLONG型) −output

理由コードです。

CompCode引数がMQCC_OKの場合

理由コード

数値

意味

MQRC_NONE

0

理由コードはありません。

CompCode引数がMQCC_FAILEDの場合

理由コード

数値

意味

MQRC_HCONN_ERROR

2018

コネクションハンドルが不正です。

MQRC_RESOURCE_PROBLEM

2102

システム資源が不足しています。

MQRC_STORAGE_NOT_AVAILABLE

2071

記憶容量が不足しています。

MQRC_UNEXPECTED_ERROR

2195

予期しないエラーが発生しました。

詳細は,「付録B.2 理由コード」を参照してください。

注意事項

接続下でオブジェクトがオープンされているときにMQDISC命令を発行すると,オブジェクトは,キューマネジャによってクローズされます。このときのクローズオプションはMQCO_NONEです。