mqachgque(キューの属性の変更)
形式
mqachgque 〔-e〕 〔-c クラスタ内共用クラスタ名称〕 ローカルキュー名 モデルキューの定義名 キュー属性定義ファイル名
機能
キュー属性定義ファイルに格納されているモデルキューの属性指定定義を基にローカルキューの属性を変更します。
モデルキューの定義の形式は,mqaqueatl定義コマンドと同様の形式で指定します。詳細については,4章の「mqaqueatl(モデルキューの属性定義)」を参照してください。
キュー属性定義ファイルには,複数のモデルキューの属性指定定義を格納できます。その場合は,モデルキューの属性指定定義に指定するモデルキューの定義名をすべて異なる名称にしてください。
このコマンドでキューの属性を変更する場合,mqaqueatl定義コマンドに記載してあるオプションのうち,モデルキューの定義名と変更する属性,およびキューファイル名だけを指定してください。そのほかの属性は省略してください。なお,定義タイプは,このコマンドでは変更できません。
また,-eオプション指定時にだけ変更できる属性があります。-eオプションを指定しないで該当する属性を変更したい場合には,キューを再作成してください。
オプション
● -e
変更不可キュー属性の変更許可を指定します。
次に示す情報を変更する場合に指定してください。
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最大メッセージ登録数(-dオプション)
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最大メッセージ長(-lオプション)
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キューの使用方法(-uオプション)
ただし,最大メッセージ登録数(-dオプション)および最大メッセージ長(-lオプション)は元の値より小さい値に変更できません。
現在の最大メッセージ登録数(-dオプション)は,次に示すどちらかで表示される値で確認してください。
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mqainqコマンドの出力の"最大メッセージ登録数"
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KFCA31105-Eメッセージの"元の最大メッセージ登録数"
現在の最大メッセージ長(-lオプション)は,KFCA31106-Eメッセージの"元の最大メッセージ長"で確認してください。
● -c クラスタ内共用クラスタ名称
〜<1〜48文字のMQ文字列>
キューが属するクラスタの名称を指定します。
省略された場合は,キューはクラスタには属しません。
コマンド引数
● ローカルキュー名
〜<1〜48文字のMQ文字列>
属性を変更するキューの名称を指定します。
● モデルキューの定義名
〜<1〜48文字のMQ文字列>
定義ファイル内に定義されたモデルキューの定義名を指定します。
● キュー属性定義ファイル名
〜<パス名>
キュー属性定義(モデルキューの属性指定定義)が格納されているファイルのパス名を指定します。
注意事項
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このコマンドは,次に示すどちらかの場合にエラーになります。
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指定されたキューファイルがオンラインで使用されている場合
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指定されたキュー名がキューファイル上に存在しない場合
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このコマンドで変更できるキューは,ローカルキューだけです。
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-eオプションを指定してキューの使用方法(-uオプション)を変更したキューについて,次に示す定義を見直してください。
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リモートキューのローカル定義
転送キュー名に指定したキューの使用方法はtransmission(転送キュー)にしてください。
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モデルキューの属性定義
イニシエーションキュー名に指定したキューの使用方法はnormal(通常キュー)にしてください。
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-cオプションを指定したキューの使用方法はnormal(通常キュー)にしてください。
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キューファイル二重化構成の場合のバックアップキューファイル名(B系ファイル名)用のmqaqueatl定義は,MQAサービス定義ファイルに作成しないでください。