MQCゲートウェイサーバユーザサービス定義
MQCサーバ機能の定義のうち,MQCゲートウェイサーバユーザサービス定義について説明します。
関連製品であるTP1/Message Queue Accessを使用する場合に作成します。
概要
mqcgwpをOpenTP1のユーザサーバとして開始するため,開始するMQCゲートウェイサーバごとにMQCゲートウェイサーバユーザサービス定義が必要です。詳細については,マニュアル「OpenTP1 システム定義」を参照してください。
MQCゲートウェイサーバユーザサービス定義は,OSのテキストエディタを使用して,テキストファイルとして作成します。MQCゲートウェイサーバユーザサービス定義の定義ファイル名を次に示します。
$DCCONFPATH/MQCゲートウェイサーバ名
MQCゲートウェイサーバ名には,mqcgwpnam定義コマンドの-nオプションの指定値を指定します。
形式
set module = "実行形式プログラム名" set atomic_update = Y|N set receive_from = none set auto_restart = Y set critical = N 〔set trn_rm_open_close_scope = process〕 〔set nice = プロセスの優先順位〕
機能
MQCゲートウェイサーバをユーザサーバとして開始するための情報を定義します。
オプション
● atomic_update=Y|N
MQCゲートウェイサーバプロセスをトランザクションの範囲に入れるかどうかを指定します。
このオペランドの指定値には,必ずNを指定してください。
Nを指定すると,MQCゲートウェイサーバプロセスはトランザクションの範囲に入れます。トランザクションとして動作することを考慮し,トランザクションサービス定義のtrn_tran_process_countオペランドなどの関連する定義を見積もってください。詳細については,マニュアル「OpenTP1 システム定義」を参照してください。
なお,N以外を指定すると,トランザクションの範囲に入れません。このため,MQCゲートウェイサーバの起動時にアボートコードMqcgw03を出力し,MQCゲートウェイサーバが異常終了します。
注意事項
MQCゲートウェイサーバユーザサービス定義はSUPの形式で設定してください。