Hitachi

OpenTP1 Version 7 OpenTP1 メッセージキューイング機能 TP1/Message Queue 使用の手引


mqcgwpnam(MQCゲートウェイサーバ名定義)

〈このページの構成〉

形式

mqcgwpnam  -n MQCゲートウェイサーバ名
         {-p 自システムのポート番号|-s 自システムのサービス名}

機能

MQCゲートウェイサーバ名に対応するAPI実行要求受信用のポート番号を定義します。mqcgwpnam定義コマンドは,MQCサービス定義に必ず1個以上指定してください。

コマンド引数

● -n MQCゲートウェイサーバ名

 〜<1〜8文字の識別子>

MQCゲートウェイサーバ名を指定します。

● -p 自システムのポート番号

 〜<符号なし整数>((5001〜65535))

MQCゲートウェイサーバ名に対応するAPI実行要求受信用の自システムのポート番号を指定します。ポート番号は,OSが自動割り当てするポート番号を含めて,自ノード内で重複して指定できません。自システムのポート番号が,ほかの通信プログラムで使用されているポート番号と重複した場合,KFCA30841-Eメッセージを出力してMQCゲートウェイサーバが異常終了することがあります。OSが自動割り当てするポート番号については,OSのマニュアルを参照してください。

-sオプションを指定した場合,この指定値は省略できます。ただし,省略する場合は,あらかじめサービス名ファイルにサービス名を登録しておく必要があります。

● -s 自システムのサービス名

 〜<1〜32文字の識別子(ハイフン(-)を含む)>

MQCゲートウェイサーバ名に対応するAPI実行要求受信用の自システムのサービス名を指定します。サービス名は自ノード内で重複して指定できません。サービス名は,サービス名ファイルに次の形式で登録します。

サービス名       ポート番号/TCP

-pオプションを指定した場合,この指定値は省略できます。

注意事項

mqcgwpnam定義コマンドの数を変更した場合は,必ずMQAサービス定義のmqa_mqc_clientnumの値を見直してください。