MQCサービス定義
MQCサーバ機能の定義のうち,MQCサービス定義について説明します。
関連製品であるTP1/Message Queue Accessを使用する場合に作成します。
概要
MQCサービス定義は,OpenTP1のシステムサービス定義の一つです。
MQCサービス定義は,OSのテキストエディタを使用して,テキストファイルとして作成します。MQCサービス定義の定義ファイル名(完全パス名)を次に示します。
$DCCONFPATH/mqc
機能
MQCサーバ機能の動作を定義します。
種類
MQCサービス定義の種類について,次の表に示します。
形式 |
オプション |
定義内容 |
指定値 |
---|---|---|---|
(MQCリスナサーバ通信環境定義) 指定数:1 |
自システムのポート番号 |
〜<符号なし整数> ((5001〜65535)) |
|
自システムのサービス名 |
〜<1〜32文字の識別子(ハイフン(-)を含む)> |
||
終了処理監視タイマ値 |
〜<符号なし整数> ((10〜65535))《180》 (単位:秒) |
||
要求受信監視タイマ値 |
〜<符号なし整数> ((0,10〜8191))《180》 (単位:秒) |
||
継続セグメント受信監視タイマ値 |
〜<符号なし整数> ((10〜8191))《30》 (単位:秒) |
||
MQCゲートウェイサーバ監視タイマ値 |
〜<符号なし整数> ((10〜8191))《30》 (単位:秒) |
||
MQCコネクション確立完了監視タイマ値 |
〜<符号なし整数> ((10〜8191))《30》 (単位:秒) |
||
回線監視 |
yes|no 〜《no》 |
||
トランザクションブランチ終了監視タイマ値 |
〜<符号なし整数> ((0〜65535))《180》 (単位:秒) |
||
(MQCゲートウェイサーバ名定義) 指定数:1〜256※ |
MQCゲートウェイサーバ名 |
〜<1〜8文字の識別子> |
|
自システムのポート番号 |
〜<符号なし整数> ((5001〜65535)) |
||
自システムのサービス名 |
〜<1〜32文字の識別子(ハイフン(-)を含む)> |
- 注※
-
次に示す値の合計数を指定してください。
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MQCクライアント機能が動作するマシンの環境変数にDCMQCEXPTRN=Nを設定しているか,または非XAインタフェースの場合,キューマネジャに同時接続するクライアントアプリケーション数
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MQCクライアント機能が動作するマシンの環境変数にDCMQCEXPTRN=Yを設定している場合,トランザクションオブジェクトを結合したアプリケーションの数とトランザクションマネジャの数の合計数
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MQCクライアントがTP1/Server Baseと連携してXAインタフェース接続を行っている場合,MQCクライアントが連携しているTP1/Server Baseのトランザクションサービス定義のtrn_recovery_process_countオペランドの指定値に1を加算した値
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MQCクライアントがJMSインタフェース機能を使用している場合,次の条件で該当するものの合計値
条件
値
コネクションプーリング機能を使用する
リソースアダプタのプロパティ定義に指定した[property-name]の[MaxPoolSize]の値+1
コネクションプーリング機能を使用しない
全アプリケーション数+1
MDBキュー監視機能を使用する
各MDBアプリケーションのプロパティ定義に指定した[pooled-instance]の[maximum]の値の総和
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