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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プロトコル TP1/NET/Secondary Logical Unit - TypeP2編


2.2.3 アプリケーション名の決定

SLU - TypeP2では,システム定義時に,論理端末定義(mcftalcle)の-vオプションで指定された値を,ホストからの一方送信メッセージ受信時に,アプリケーション名とします。論理端末定義で指定を省略した場合は,入力メッセージ編集UOCを使用してアプリケーション名を決定する必要があります。入力メッセージ編集UOCについては,「5.1.2 入力メッセージ編集UOCインタフェース」を参照してください。

アプリケーション名決定の流れを次の図に示します。

図2‒20 アプリケーション名決定の流れ

[図データ]

注※

入力メッセージ編集UOCによるアプリケーション名の決定については,「5.1.1 入力メッセージの編集とアプリケーション名の決定」を参照してください。

  1. 入力メッセージの中の情報からアプリケーション名を決定します。

  2. 入力メッセージがある場合,入力メッセージ編集UOCによる処理をします。

  3. アプリケーション名が決定しているかどうかを判定します。

  4. 決定されたアプリケーション名に基づいてアプリケーションを起動します。